現代においてもポルシェの代名詞「Porsche 911」
この名前は最初は「Porsche 901」であった事はご存知でしょうか?
もちろん有名なお話なのでご存知の方も多いかと思われます。
356の後継となる911は1963年のフランクフルトモーターショーで発表され、その名前は「Porsche 901」でした。
しかし、901はその後に不動のポルシェブランドとして君臨する事になりますが
そこにイチャモンもつけてきたのがプジョー。
2つの数字で0を挟むというネーミングに苦情がついたのである。
結局そのせいで「Porsche 901」は「Porsche 911」となり1965年ついに市場に登場します。
このクレームの原因になったのはプジョー601という車だったんです。
601はプジョーのラグジュアリーモデルにつけられた名前で、この対局にある911への指摘には少し違和感を覚えます。
まず、プジョーの900シリーズは90年代まで登場していません。
更に1950年代にはBMWに501という車も存在しております。
あたかもプジョーに邪魔をされたようなイメージを持ちます。
(ポルシェ乗りからする偏見もあるとは思いますが。。。)
その理由は戦争時代にポルシェ博士がプジョーの機械と従業員をVWの工場に持って行ったという誤解を受けた事があると言う事。
想像の域を超えませんが、その誤解によりプジョーはポルシェに対する悪感情があったのではないかと考えられています。