【ネットワーク機器の国内市場規模】
IDCジャパンは、5月19日、2014年までのネットワーク機器の
国内市場規模予測をまとめました。
2010年は、次世代携帯電話「LTE」向け投資が本格化して、
前年2009年比4%増の2,912億円と、2年ぶりに拡大すると
予測しています。
2011年まで拡大が続きますが、2012年以降は、通信速度などの
品質を保証した光ファイバー網「NGN」向け投資の落ち込みを
埋めきれず、縮小に転じると予測しています。
ネットワーク機器は、ルーター(経路制御装置)、
イーサネットスイッチ(回線切り替え装置)、企業向け無線LAN
(構内情報通信網)用装置を示します。
2009年の市場規模は、2008年に盛り上がったNGN向け投資の
反動などで、2008年比20%減の2,814億円に縮小しました。
LTE向け投資の本格化などで、2010年から拡大して、
2011年は、3,044億円を予想しています。
しかし、2012年以降は、縮小して、
2014年は、2,837億円に減ると見ています。