【新劇場:「北海道四季劇場」】
ミュージカルなどを手掛ける「劇団四季」を運営する四季は、
5月17日、全国10ヵ所目となる専用劇場を札幌市に開設すると
発表しました。
2010年6月に着工して、2011年1月に完成する予定です。
投資額は、10億円以上の見込みです。
年間30万人規模の観客動員をめざします。
札幌市に専用劇場を設けるのは、12年ぶりになります。
新劇場は、「北海道四季劇場」です。
JR札幌駅近くに新設します。
客席数は、約100席で、奥行きは、18メートルと
舞台スペースを広く取っています。
こけら落としは、「四季芸術祭」と銘打って、
人気演目「エビータ」と「クレイジー・フォー・ユー」などの
3作品を連続上演します。
来年春には、代表作「ライオンキング」のロングラン公演を
計画しています。
1993年に四季の最初の専用劇場となる「JRシアター」が
札幌駅構内に誕生して、123万人を動員しました。
四季は、その後も、建設候補地を探していました。
今年2010年7月には、東京・品川に専用劇場「夏」を
開業する予定です。
劇場を相次ぎ開設して、観客動員のさらなる増加を
見込んでいます。