仕事でクライアントに提案するのがきっかけではじめたツイッター。
はじめて半年ぐらいになろうとしていますが、
思っていたよりも面白いし、役にも立っています。
例えば、ソフトバンクの孫さんが、社員や関係者でもない
一般人からの要望に「やりましょう!」と即レスしたりしているのは
見ているだけでも面白いし、実現するかは分かりませんが、
浜崎あゆみがCM出演を孫さんにツイッターでお願いすると
それもにも「やりましょう!」と言ったりする、
普通では考えられないやりとりが起こったりするのが面白いです。
(これは、やらせではないとのこと。)
他にもいろいろあります。
・ある会社の社長さんにツイッターを使って
直接問い合わせたら1時間後には返信が来た。
・クロアチア在住のiPhoneアプリ開発者がフォローしてくれて、
そこでコミュニケーションが発生したり、以前の会社で知り合った方が
フォローしてくれるなど、意外な出会いがある。
・モバイル関連最新ニュースなどをピックアップしてツイートしていて
いる人もいるなど(例えばループス・コミュニケーションズの斉藤さん。)
非常に有益な情報源となっている。
など。
しかし、僕は臨場感を感じるということが、最大の特徴だと
思います。
例えば昨日のワールドカップの時には、みなその瞬間、
その瞬間で思い思いのことをつぶやくので、
1人でテレビを見るよりも一緒に観戦しているような
臨場感を感じます。
また以前のブログにも書きましたが、
ユーストリームでやっていたデジタルステージ社の
「モーションダイ部」は非常に印象に残る出来事でした。
商品を作る過程をユーストリームで3日日間生中継していたのですが、
視聴者側もツイッターでその「モーションダイ部」に参加して
提供者側と視聴者側に一体感が生まれていました。
3日目に作ったものを販売しましたが、僕が見た時点では
1万円近くの商品が700個以上売れているということでしたので、
少なくとも700万円の売り上げになっています。
やはり僕はツイッターを何かビジネスでうまく活かせないかということを
考えてしまいますが、そういった意味でも大変参考になりました。
マーケティング的にも、
4P(Product、Price、Place、Promotion)よりも
4C(Customer Value、Customer Cost、Conveience、Communication)
ということで、今後ますます企業と消費者の間には
単にモノを売り買いするだけではなく、コミュニケーションが更に
重要になってくることに異論がある人はあまりいないと思いますが、
よりスピーディーな臨場感あるコミュニケーションがキーに
なってくるのではないかという気がしています。
そういう意味で、ツイッターは一つの強力なツールになると
思っています。