やっと会社名が決まりました。
株式会社カチップ
(英語表示:kachip)
実は木曜日に決まっていましたが、
昨日はブログをサボってしまいました。
会社名は悩みに悩みました。
木曜日の夕方の時点では、もうお金を払って
誰か他の人に決めてもらおうと考えていました。
ランサーズというサイトがあって、そこでは1、2万円も払えば、
200~300件もの提案が集まります。
結構大手さんらしき会社さんもそこでサイトの名前なんかを
募集していたりして、結構かっこいい提案もたくさん集まっています。
ですが、かっこ悪かろうがダサかろうが、
やっぱり名前は自分で考えたいと思いました。
仮で「モバイルラボ」としていましたが、
ずっとモバイルだけでやっていくわけでは無いので、
会社名に「モバイル」を入れるのは避けたいと思っていました。
僕がやっていく仕事は
まずは、iPhoneなどのスマートフォンのアプリやサイトを作ること、
そしてゆくゆくは自社でも物販のサービスを立ち上げたいということで、
この2つがまったく別のことであるためになかなか決まりませんでした。
しかし、当初からずっと考えていた2つの事業の共通点は
『価値』というワードです。
アプリ制作の事業では、ユーザーエクスペリエンス(経験価値)
を最重要視したものづくりをしたいと考えています。
そして、サービス価値を高める、あるいは商品価値を高める、
そして結果的に企業価値を高めるということに
貢献できればと考えています。
そして、もう一つの物販については、モノの価値を高める、
やはり経験価値を高める、新しい価値を作るということがやりたいのです。
今はとにかく安いもの、ファストファッションとか、
ディスカウントショップだとかが受けていますが、
一方、フェアトレードやナガオカケンメイさんの言う
ロングライフデザインだとか、
単に価格が安いとか、逆に有名ブランドだからいいというような
ブランド志向とは別の価値観で、モノを売ること、買うということに対して
意味づけをするということが今後は増えていく、
またそうであって欲しいと思っており、また、
仕事においても社会起業家などという、お金とは
別のところに価値観を持つ人たちも出てきている。
いずれにしろ、やはりそういった価値観の変化、
新しい価値観を捉えることが、
ビジネスにおいても最重要では無いかと考えるし、
一番興味があるところでもあります。
なので、価値といった言葉を使いたかった。
でも日本語でそのまま使うのはちょっとかっこ悪いかなぁということで、
Value designとか、good experienceなど、英語の社名も考えましたが、
どっかで使われていたり、あまりぐっと来なかった。
会社名は僕も含め、社員や顧客、エンドユーザーにも
愛着を持ってもらえるような、
例えばカヤックとか、ミクシィとか、グリーとかいうような
語感がいいなと思っていた。
そこで、考えたのが、価値を増す⇒カチをアップする⇒カチップ
という社名。
正直自分でもかっこいいとは思わないが、
さんざん考えたので、僕的な納得感はあります。
(後から考えるとカヤックさんに影響を受けているのかなという感じはしますが(笑)。)
この会社の価値を高めていくのはこれから。
頑張っていこうと思います。