福島県会津若松市は、将来に向けて持続力と回復力のある力強い地域社会、市民が安心して快適に生活できるまち「スマートシティ」の実現に向けた取り組みを進めている。例えばエネルギー分野では、地域内電力の需給調整、再生可能エネルギーの集積、電力の見える化、EV・急速充電器の導入などに取り組んでいます。
また、市内100世帯にスマートメーターを配備して家庭用エネルギー管理システムの運用実験も進行させ、スマートメーターと各家電のメーカーが異なる場合でも、通信インターフェースの規格標準化により、家庭内全体の消費電力量の見える化が可能になりました。
2013年3月に本格稼働した電力見える化サービスの稼働6カ月間の節電状況を調査したところ、約27％の消費電力量の削減を実現！ 節電や省エネに対する意識の醸成が図られたようです。
当市は地元ベンチャー企業や、日本で初のコンピューター理工学専門大学である会津大学などと連携して、スマートシティのモデルづくりに取り組んでおり、さらにはオランダでスマートシティプロジェクトに取り組んでいるアムステルダム経済委員会との間でスマートシティやスマートアグリの成果・知見を相互に共有し、連携した取り組みを推進することに合意しました。
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