皆さん、こんにちは!
おうちモンテッソーリ講師
モンテッソーリクッキング講師
さいとうゆいです![]()
11月も後半戦に入り、そろそろクリスマスの準備に取りかかっているころでしょうか?
今日、我が家では明日のサンクスギビングデーに向けてパンプキンパイを作るです🎃
さてさて、今日のお話は〜

算数教育をはじめるまえに
算数って、始める前にちゃんとした準備が必要って聞いたことがありますか?
わたしは、モンテッソーリ教育を学ぶまで何にも知りませんでした!
算数教育をはじめる前に大切なのは、子どもに算数の基礎的知識があるかどうかを大人側がしっかりと見極めることです![]()
例えば、1〜10までの数詞を順序正しく唱えることができていたとしても、1を「いち」と読めるかどうかはまた違う話になってきますよね。
1〜10まで唱えられる状態は、数に興味があるのではなく、言語に興味があるからかもしれません![]()
大好きな歌をすぐに覚えてしまうのと同じように、1〜10までの数を歌うように覚えた可能性が高いです。意外とおしゃべりな印象があったりしませんか?
モンテッソーリ教育の算数教育(数の敏感期)のはじまりは、大きい/小さい、多い/少ない、物の形などに興味を示している姿です。
マトリョーシカで高さ、低さを感じたり、
小石をひろって大きい、小さいを意識したり
モンテッソーリの算数教育でとにかく重要なのは、数を具体物(量)で見せること。
スモールステップで、数における三者関係を理解していくために最適な活動が準備されています。
三者関係とは、【数量】、【数字】、【数詞】のこと。
モンテッソーリ教育の算数教育は、必ず量から入っています。
例えば、3という数を理解するために、モンテッソーリ活動を通して3という”大きさ”だけに対して働きかける教具を準備します。
計算棒、錘形棒、ビーズ類のお仕事などなど、さまざまな活動が準備されていますが、今回は、その中でもご家庭で準備しやすい”錘形棒(すいけいぼう)のお仕事を紹介します。
錘形棒とは、こんな感じ↓
0〜9までの箱と45本の錘形棒からなるこの教具。
0〜9の箱に同じ数だけの棒を入れていく単純な様で、非常に目的の深いお仕事です。
書かれている数字と同じ数だけの錘形棒を入れていく際、錘形棒を輪ゴムでまとめて入れていくのですが、ここで子どもたちはあることを発見します。
それは…
「数は増えると、大きくなる(重くなる)」
ということ。
9の束を作るとき、子どもの手では足りないくらいになります👀!
これって、ただ単に数を唱えるようになっただけでは得られない体験ですよね。
これがこの教具の面白いところです![]()
子どもたちの発見したときの表情といったらもう!
ご家庭でも簡単に手作りすることができるので、是非トライしてみてくださいね![]()
アイスの棒やコーヒーのマドラーで錘形棒を作り、トイレットペーパーの芯や段ボールで箱を準備して数字を貼るだけでOKです![]()
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「錘形棒 手作り」と検索してみてもいいかもしれません![]()
単に数を数えたい…!という気持ちを超えて、
数、量に直接触れることのできるこのお仕事は、子どもたちを算数の世界へ導くのに最適といえるでしょう。
お料理でもモンテッソーリ教育を取り入れることができます!お料理にはたくさんの算数を意識した活動があるので、教具を準備するのが難しい…というご家庭にもおススメしています![]()
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是非遊びにきませんか?
親子で楽しくモンテッソーリ教育を実践するお手伝いをしています![]()
それでは、今日も一日素敵な日でありますように♡

