こんにちは。
ホームモンテッソーリティーチャー研修生
さいとう ゆいです。
今日は、子どもたちと一緒に、家から歩いて15分ほどのところにある海へ出かけてきました。GW真っ只中、たくさんの人がいましたが、海なので開放感抜群、自然を感じてリフレッシュすることができました^_^
海に行くと、いつも4,5時間ほどかけて遊び尽くす子どもたち。海を泳いでみたり、カニやヤドカリ、魚やヒトデを捕まえてみたり、砂風呂をしてみたり、貝殻を集めてみたり、ワカメを拾い集めて5メートルくらい並べてみたり…!とにかく、やることなす事すごい発想力と行動力!それに負けじと、わたしはお弁当を作り、テントを張り、着替えを3セット×3準備して行きます(笑)
全身を使って楽しむ子どもたちの姿は、幸せそのもの。
毎日同じルーティンで、毎日同じことで叱ったりして、うまくいかないな…ってこと、皆さんにもありませんか?ここ最近のわたしはまさにそんな状態でしたから、今日海へ出掛けて子どもたちの楽しそうな姿を見る事でリフレッシュし、小さなことは気にしない!わたしはいつも頑張ってる!子どもたちがあんなにも幸せそうなんだから自信もっていいのよ、わたし!と元気を取り戻すことができました。忙しさの中で疲弊して、小さな幸せ、当たり前は当たり前ではないってことを忘れてしまうんですよね、人間って。
モンテッソーリは、3才までのよい感覚体験を、知性や感性の育ちのもととなるといっています。この頃は感覚の敏感期といわれ、五感がとても敏感でいて、しかも無意識的になんでもかんでも吸収してしまう時期でもあります。
赤ちゃんが一点を見つめる
赤ちゃんがなんでも口に運ぶ
花の匂いをかぐ
音のする方に振り向く
砂をかき集めてあそぶ
とにかくいろいろなものを触る など
様々な感覚体験は無意識の中で吸収、整理され、知性や感性の源となるわけです。
でも、どんなによい感覚体験をしていても、一番に大切なことは、大人が愛情溢れた心地よい環境づくりに気をつけることだとモンテッソーリはいっています。
今日の海で例えるなら…
はじめて見る生き物、カニは怖くない?触ってもいいの?
大きな海は怖くないの?わたし、流されてしまわないかな?
手で砂を思い切り掘ってみてもいい? など
子どもたちのはじめての体験を、大人が“いいのよ”と溢れる愛で見守っていてくれたら、子どもたちはそれに夢中になり、豊かな知性や感性が育つこということです。できることを信じて、おおらかな気持ちでお手伝いできたらいいですよね。
感覚体験は日常の中に溢れています。海や山だけでなく、お家の中にだってたくさんあります。
今の時期でしたら、鯉のぼりが泳ぐのをみて喜んだり
柏餅を作って食べてみたり
旬な食材を買ってきて触ってみたり匂いをかいでみたり
外の風や太陽の光のあたたかさを感じてみたり
鳥のさえずりに耳をすましてみたり
大人も一緒になってやってみると、大変かもしれないけれど、楽しさや幸せを感じる瞬間が絶対にあるんじゃないかなと思います。
感覚体験は3才までが大切…とお話ししましたが、言葉にとらわれることなく幾つになっても大切にしたいものです。海に行って砂風呂に入るなんて、とってもオススメですよ^^!

