もぁらすの遊び場 -51ページ目



突然、視界が揺れて、

私は何かに身体を引き寄せられて、
真っ暗な部屋に引っ張りこまれた





ビックリして心臓が縮こまる






私は思いっきりソファの上に飛ばされたのか、滑るように倒れた



な、何っ




暗くて

見えない






突然の衝撃で、一気に頭にアルコールが循環して、クラクラする



倒れた私を見下ろす、その気配に私は酔いながら、相手を探る




「………」


どうして










「イクゥ」



どうして。


こんなとこに。





パタン、と引き戸が閉められて


私は息を飲み込んだ


どうしてユンファがこんなところに






私は慣れてきた暗闇で、目を細めた



ぼやけるユンファの輪郭を映し出そうとしたその時



力強く私はユンファに捉えられた





「ゆ………………ッ」

折れてしまいそうになるくらい
強く包容されて


唇が、ふさがれた

あたたかい肌が、こすれ合う





荒々しくおおいかぶさってくる唇が、しだいに私の唇を潤わせてくる


力任せにこじ開けられたそれから、絡み付くように浸入してきて


私は痺れた頭で、ただ
それを無意識に受け入れる


息をするのも忘れてしまって








でも、意識の中ではどこかで

歯痒い想いが小さく芽生える





どうして、今さら。

許せない、なんて気持ちが存在するのに


この唇から、逃げたくない




ユンファの指先が、直接私の肌を見つけ出し、

膝上から私を確認してるみたいに、何度も何度も掌で摩擦する







呼吸が欲しくなったころ

ユンファの唇が微かに離れた









「して」



意地悪な声が、

耳の奥に染みついた





身体の芯が、燃えるように疼く





シテ





その声に、

私の指先が、ピクリと反応した








ユンファの親指が、私の口をこじ開けて舌をもてあそぶ



顎をつかまれて、私は人形みたいに弄ばれる


両手がゆっくりと





ユンファのベルトに、かかった




暗闇で、

厭らしい私の口元から、ユンファの指先と絡み合う音に混じって

カチャカチャと、バックルから革が外される音が混じり合う





腰元に、ゾクリと何かが這うような快感が私を惑わす


何の生産性も持たない、

単なる快楽の行為に、


どんどん飲み込まれて行く








目の前に現れたそれに手のひらを絡ませて

ユンファの顔を見上げた




暗闇で、陰影だけが浮かび上がる


表情がみえなくて







私はユンファの指を唇から引き離すと


そそりたつソレを口に含んだ


舌先を滑らせながら、


ゆっくりと包み込む





ユンファの両手が、私の首筋を撫でる





ユンファの甘い蜜を舌先でかきなぐる


指先にまで光をはなち、私はゆっくりとまた口から離す


舌先をはわせながら

暗闇でやっと慣れた目でユンファをまた見上げる





私を真っ直ぐに見つめる瞳が少し歪む


舌を充分にしめらせながら、私は強弱をつけながら、舌先と舌をつかいわけながら、ユンファを伺う


時折、荒くなる息に


私もゾクリと身体をくねらせる






もっと、艶めくユンファを見たくて


指先で、足の付け根をくすぐりながら、丁寧になめあげる






どうしたって


足りない




頭の片隅を、他の女の顔がちらついて

何だか悔しくなって、余計に私は執拗に舌を絡ませる




「…………ちょ」




私の首もとを、突然ユンファがのげぞらせようとした


そうはさせない






私は奥までユンファを呑み込むと、そのまま深く浅く吸い付いた



ユンファの声が、もれる



その声に

私の身体は耐えきれなくなる




張り合ったって仕方ないけど

絶対に引かない



自分の欲望を抑え込む





我慢するのにも、身体はもう耐えきれないのか


下半身がずっとうずめいていて。







後に引けないまま、私は顔を埋めこんだ



少しずつ、ユンファの足元が、下がってくる








そして、




ユンファが突然私の顔を無理矢理引き剥がした




「………っ」


口元から、厭らしい液が糸を引いて、私の唇から垂れ下がる





「ダメ」


ユンファはそういうと、私の身体を軽々と持ち上げると

また、ソファに放り投げた






「そんなに、早く終わらせたいの?」

荒れた声でそう呟くと、


私の身体を押さえつけた



「ただじゃ、済ませない」

そう言って、私をうつ伏せに押さえつけると、スカートをまくりあげた




「……………まっ……」



待って、という言葉も最後まで言い切るまえに、ユンファの指先が私の下着の間をすり抜けた


指先で、確認すると



ふっ、と笑ったのか




「酷い有り様だな」


その言葉と共に、淫靡に濡れてにじむ蜜を絡めとる





恥ずかしいはずなのに


私の身体は悦んで、指先に呼応する






膨れ上がった突起を刺激しながら、浸入してくる指先に腰がよじれて

今度は私が息を声を吐く







そして、


「………………っっ」




こじあけるようにして



ユンファの舌が、容赦なく荒々しく、秘部を攻め始めた





身体全体に、電撃が走る





「………やぁ、……ゆ、ん……」



突然太ももから刺激が走って、足の指先まで痙攣が起きた






イッて、しまった





「まだだから」


意識が遠退きかけた中、ユンファの舌先が、また下半身に埋もれる



「いや…………ムリッ」

敏感になった部分を執拗に攻めるユンファの舌先から逃れようと、私は腰を引いて逃げようともがく



ビクン、ビクンと腰が跳ねて


身体が壊れそうなくらいに震えてしまう





私の太ももを掴み、左右に大きく開いてユンファが呟く


「ヒクヒクしてるけど、そんなに気持ちいいの?」




気持ちいいなんて感覚


とうに飛び越えている





砕け散りそうなくらい、

何をされても身体がピークを迎えてしまう




「…………もう、…許して」






「何を………?」


怒りの感情のこもった、ユンファの声が響く




「何を、許すの?」


そういいながら、


私の中にズシン、と

ユンファがのめり込んだ



「…………っふ……っ」

唇を強く噛み締めて、洩れる声を堪えようとする





「こんなに締め付けて離さないくせに、許してって

本当に思ってるわけ?」



すでに何度目か、私はイッてしまって
唇からは吐息と唾液が横にしたたっていた




何をされても、身体全体が反応して

快感の海で溺れているみたいだった





完全に余裕なんてない私を貫くユンファに、


微かな疑問が口をつく



「どうして」



どうして、そんなにユンファは余裕があって



そんなに完璧でいるのか



「なに?」




「そんなに、………っ」


言葉を口に出したくても、言葉が続かなくて



「そっ……………よ、ゆう…、」


なの?、が続かない



快楽の声を我慢しようとしても、身体はそうはなってくれない


だらしなくよがる私に、ユンファが笑った






「俺が、余裕だって?」






嘲笑うみたいなユンファの言葉に、くだけた腰に刺激が通り抜ける



今の私は、ユンファの声一つに機敏に反応する




好きなオトコの腕の中は、それだけで女を幸福にする


それだけで、気持ちがいいっていうのに。


それを教えてくれたのは、ユンファだ




「余裕があるのは、そっちだろ」




どういう、意味………






「最後に、どうしても……」





そう言って


ユンファは、私の中で果てた











最後……………?






不安な言葉に一気に現実に舞い戻る




「ははっ…」


そう笑い声がして、







「そう思ったけど、そうしない」



私の中で蠢くまま、


更にまた、ユンファが腰をゆっくりと稼働させる









「こんなんじゃ、足りない。」



私の身体を持ち上げて、ユンファが私を抱き上げた


唇を重ね合わせた隙間から、ユンファの舌が絡みつく





「離さない」


そう、力強く言ったあと


また、ユンファが私を激しく貫いた





「…………まっ……、て」




壊れて、しまう





正直ユンファが何を言ってるのか全く頭に入ってこなくて


ただ、それを受け入れているのが精一杯で







途中、グッタリとして
ほとんど弄ばれていたようなものだった



全く衰えをしらないユンファの体力が、恨めしくもなる



ここが何処で




私が今、どうしてここにいるのかさえ、頭になかった





私を掴まえて離さないユンファが愛しくて


でも、そんな状況でも

心がどこか、穴が空いてるように
物足りなかった




苦しい。

快楽と、虚しさが混じりあって

ふとして涙が瞳に溜まる






満足をしていないのか、ユンファが私を抱きながら


首筋に歯をたてる




「イクゥは、誰のものにもならないで」

首筋に、声が振動する

同時に、私の身体を折れる程に力強くギュッと押し潰す













「たとえ、俺のものにならなくても」