Q: ひとりひとりかかる時間が違うのはなぜですか?
「かかりにくいのでもう少し」って、いつも時間がかかっている気がする。人によってそんなに違うの?
A:パーマやカラーの放置時間が予定より長かったり短かったりすると、「私の髪に問題があるのかな!?」なんて考えちゃって、なんとなく不安・・・
そんな気持ちになる人、結構多いのかもしれませんね
人によって個人差があるのは、キューティクルの枚数の違い、髪の太さの違いがあるからなんです
キューティクルは普通5~6枚がうろこのように重なっているんですが、枚数が多い方や場合があるんですね。
すると、ダメージとは関係なくパーマがかかりにくい、ブリーチしにくい、傷みにくいといった違いが出るんです。
冬の重ね着のようにしっかり体を包んでいると、脱ぐのにも手間がかかると言うわけですね
特に髪が太い人の場合、キューティクルは厚くてしっかりしています。
反対に細い髪の人は、キューティクルのバリア機能が弱く、ダメージを受けやすいタイプです
歳を重ねていくと、髪が傷みやすく感じたり、クセが強くなったように感じたりするのは、毛が細くなっていくからでしょうね
そして、髪の「太い・細い」が「硬い・軟らかい」という感触の違いは、おおよそこれによるんですよ。
人の顔がそれぞれ違っているように、髪にもそれぞれの個性があるということなんですね♪
理・美容師はそういった個性をよく観察して、技術や薬剤の選び方を変えているんです
髪の状態や理由が分かると、みなさんも安心ですよね
油田の独り言