十数年前、まさか自分がV系が分からなくなるなんて思いもしなかったです…
歳もあるんですかねぇ…
中学時代は、
「V系が好き」
と言うと、いつも冷やかされ、馬鹿にされていました。
なので、一時は好きな気持ちを押し殺していた時もあり…
「V系好きなんよな?」
って言われても
「いや別に…」
みたいな。
でも、心の底では、
自分がやってこいつらを見返してやる!
とずっと思っていました。(少し大袈裟だけど)
グループの中ではいつもパシリで、弱~い感じのモジモジ君。
昔からナヨナヨしていたので、
おかま!
や、
ホモ!
なんていつも言われてました。
でも、少しだけ悪ぶっている変な奴でした。
卒業文集では、クラスで変わっている人ベスト5(だったかな?)に入っていて(* ̄m ̄)
中二の時には登校拒否で病人扱い。
まあそんな奴でしたが、あるデランジェ好きな友人との出逢いで、私のバンド人生の扉がやっと開かれました。
そして、それまでたまっていた思いをぶつけ散らすかのように、ドラムを叩きまくりました。
初めてメイクをしてライブをしたあの時、私を冷やかしていた友達が見に来ていたんですが、。
その時やっと
やってやった!
的な思いになりました。
まだまだ下手だったけど、自分のやりたい事を堂々とやれたという嬉しさはかなりあったんですよね。
しかし、それから数年…
ギターに転向してV系バンドを続けていたけど、
色々あって辞め、仕事をしながらラウド系バンドのドラムをしていました。
その時くらいから全くV系を聴かなくなったんですよね…
まあ、メタルを聴きだしたのもあるんだろうけど。
それからさらに数年。
知らない間に沢山増えたバンドは、馬鹿テクさんばかりでギターやめたくなります(笑)
ニコニコなんかには、もう次元が違う方達がうじゃうじゃ居るし、
恐ろしい時代だなと…
少し見ただけでも、V系バンドのクオリティーも高くなっているし、さらに数年後はどんなシーンになっているのか楽しみだなあと、
そうお年寄りは思っているわけです。
そんな中で、我々はやりたい世界をマイペースにぼちぼちとやっていきたいですね。
長くなりましたが、読んで下さってありがとうございました。
それではご機嫌よう


