第13話:冷蔵庫

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〈STORY〉

 

①冷蔵庫側の目線!

 

この話の面白いところは、ストーリーテラーが人間ではなくて冷蔵庫。

どうやら、仲良し親子の下に設置されたようですな。

 

②凄く仲の良い家族。

 

冷蔵庫からの視点で見えるのは、冷蔵庫のドアを開けてくれた時のみ。冷蔵庫の中には食材が沢山入っているのが分かる。

 

ドアを開いた時に映る家族構成は、優しそうな父親、柔らかな笑顔の母親。元気いっぱいの兄妹。全員で5人居るのが見える。

 

なのに、冷蔵庫に入れられたショートケーキは4つ。お父さんの分は無いのかな?

 

③刻が経つにつれて、荒れる家庭環境。

 

就活が思うようにいかなくなり荒れる息子。進学を辞めて親に反抗する娘。1番小さな男の子だけは、行動も見た目も全然変わっていない。

冷蔵庫の中身は、殆ど入っていない状態だ。

 

④家庭が更に荒れていた。

 

父親は無精髭を生やし、母親に文句を言っている。冷蔵庫の中は、傷んだ食材しか入ってないようだ。

 

父親は母親に、家事はお前の仕事だ!と言い、母親は父親に、稼ぎが悪い!と責め立てていた。

 

その様子を見ている男の子。何もせず、ただ話を聞いているようだ。だけど、この子はいつも同じ場所で同じ風貌なのは何故だろう?

 

⑤久々に冷蔵庫のドアが開いた。

 

冷蔵庫の中が久々に開いたようだ。何故か冷蔵庫の中はシミのような物が沢山付いていた。

 

冷蔵庫の中には、新聞紙に包まれた「お肉らしい物」が沢山貯蔵されていた。

 

妹がその包みを持って何か呟いている。家族全員、目の下にクマがあるが笑顔で包みを見ていた。

今日は焼肉なんだろうか?

 

冷蔵庫は、家族が揃ったことに喜びを感じていたが、ふと気になった事もあった。

 

男の子だけは、全然大人になっていなかったからだ。

 

⑥懐かしい匂い。

 

冷蔵庫の中に、沢山食材が入れたれたことに喜ぶ冷蔵庫。

 

ただ、食材から懐かしい匂いがするのだ…。

なんだろう?と思い出そうとするが答えが出ない。

 

その冷蔵庫の前に、男の子は佇んでいた。

冷蔵庫のドアも開いていないのに、ただただ冷蔵庫を見ていた。

 

そして霧のように男の子は消えた。

 

「お終い」

鑑賞後の感想

今回のは、意味が分かると凄く怖いね!

完全に男の子が元凶でしょ!

ケーキのシーンで、おかしいなぁ!と思ったんですよ。

 

5人家族なのに、4つしかショートケーキないんだもん。

 

それも時の移り変わりが見えるのに、男の子だけは歳を取っていないし、居場所もほぼ一緒。

 

地縛霊か、もしくは悪霊の類だったんだろね。

冷蔵庫の中に入っていた肉は、絶対に父親でしょ。

 

ぶつぶつ言ってた内容が、「しょうがない」みたいな言葉を連呼してたから、家族全員、精神的に病んでいたことも見て取れる。

 

短いアニメなのに、説明しなくても状況で理解させる手腕に脱帽です。

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