私の病気や初めての入院で、家族も不安や戸惑いがあったと思う。
ただ、3年くらい定期検診を受けてて乳がんの話もしてたから、私と同じでいきなり「え!?癌?」っていう衝撃はなかったかなと思う。

娘たちには初期の乳がんだったこと。
抗がん剤治療で髪が抜けちゃうこと。
治療中は体が怠くなったり免疫力が落ちるから風邪とかもひけないこと。
手術は悪いとこだけ取って貰うこと。
ちゃんと治療するから、ママは絶対死なないよと伝えた。

過度に心配かけたり不安にならないで欲しかったから、出来るだけ明るく普通に話した。

胸のしこりも触らせて、自分たちでも時々お風呂で触って検査してねって伝えた。

癌家系では無いけれど私は癌になった。
いつ誰がなってもおかしくない病気なんだろう。

どんな病気でも怪我でも、もしも自分が思ってもみなかった辛い状況になった時、娘たちが希望を持って前に進んでいけるように私は手本になりたい。

この病気になって、家族が私にとってとても大切な存在であることを改めて教えてくれた。

家族が私を愛してくれていることを改めて実感させてくれた。

私はまだまだ生きたいんだって、もっともっと家族と一緒に生きたいんだって感じさせてくれた。

それらを知るために、私にとって必要な病気だったんだろう。

だから私は病とも自分自身ともしっかり向き合っていく。

日々感謝を忘れず、笑顔で生きていく!