16年ほど前のことですからおぼろげですが、続けます。
今回はマルクのお話。
小児科に入院が決まり、
少し学校を休まなくちゃいけないのかな、
1週間かな、2週間かな。
私はそんなに恐ろしい病気が見つかるとはつゆ知らず、検査入院だとたかをくくっていました。
そして、最初の難所が唐突にきます。
骨髄穿刺いわゆるマルクを初めてやった時の痛みといったら、それはもう凄まじいものでした。
もいもいちゃん、今から検査をするけど、相当痛いけど頑張ってね!と言い切った主治医は、小児がんの専門でした。小さい子なら眠らせちゃうけど、と言ったので、私は中学生でしたから、大丈夫ですと言った覚えがあります。口車に乗った感。
で、実際は、
1mmも大丈夫じゃなかった!!!!!!(゚⊿゚)
後の祭りや
まず局所麻酔をする痛みが…
うつ伏せになった処置ベッドが小児用だから、
足がはみ出します。ガリバー体験。
そして、だんだんと痛みを感じないゾーンが広がります。
その過程はいちいち痛いです。
先生は、やさしい口調で丁寧に、
これは痛い?大丈夫?と繰り返しながら、麻酔針を進めます。
痛いよ、痛いんだってば、ほんとに。
核心の骨髄を引っ張る針に私は背筋が凍りました。
ゴリゴリと骨を削るような音が聞こえます。
ゴリゴリ。
ゴリゴリ。
痛みは麻酔で散らしても、体の中の骨をガリゴリする感覚はきちんとあります。
そこで先生があれ?っと言いました。
!(◎_◎;)なに?!!
「針足りないや」
私の身長は当時158cmくらいでした。
小児用の針のゲージだったのか、
私の体の厚みなのか、
届かない、採取できない、という衝撃。
乙女のショックがすごいです。
気を取り直して、
その後無事取ることになるのですが…
ぎゅううううううううっと腰から下を吸い取られるような感覚と痛み。
ハリーポッターでディメンターが魂吸ってくるシーンを見ると、マルクもこんな感じだ、と思ったことがあります。魂ぬかれるーーーーーって感じです。
腰が痛くてヨロヨロします。
腰砕けてます。拷問です。
これ以降、私はマルクと定期的に対峙します。
退院後の外来でも3ヶ月に1度くらいでしょうか。
取ったばかりの自分の骨髄液を顕微鏡で見せてもらい、今回も大丈夫かな、と素人目に毎度チェックしたものです。
理科の実験を体をはってやったようなものか*\(^o^)/*
研修医の初めて、にも、幾度となく提供した私の骨髄。
この研修医の方も今や部長クラスになっていましたので、時の流れを感じます。
話が逸れましたが、
そんな風にして、その後、診断がくだるのです。
③に続く