この思い出しシリーズ、嫌だったこととか印象深くて覚えてることだけを徒然しているので、数値とか具体的な治療法とか、あまり参考にはならないよなぁと思いながら、今回も書きます~

あ!子どもの頃の治療は、終わってみればそんなもんだった程度のおぼろげな記憶になるので、お子さんがご病気でも、元気になっちゃえばこっちのもんです!お父さんお母さん、辛いのは今だけですよ。今を乗り越えて、将来お子さんとあんなこともあったねと笑い合えますよ!( •̀ .̫ •́ )✧
これだけは奇跡的に復活を遂げて、生存率を爆上げ更新してる私が自信を持って言えることです!

さて、今回は放射線と赤ちゃんの話です。
高校1年の時に白血病が再発し、
とうとう骨髄移植をする運びとなりました。
幸いにも弟と型が合い、
進んでドナーとなってくれたのです。
ありがたや

全身に放射線をあてるにあたって、主治医から子供が望めない確率が極めて高まるということを知らされます。自分の命が助からないことには、そんな先の大人になったあとのことなんて二の次です。当然、両親はmoimoiが助かるのであれば、と放射線に同意をしました。
当時15歳の私に、大人になった未来のことを考える余裕はあまりありませんでした。
仕方のないことか。
それは諦めよう。
仕方ない。
特別子どもが好きなわけではないし。
仕方ないよなぁ。
でも、親に「孫見れないけどいいの?」と聞いた覚えがあります。「ばかだねぇ、あんたが生きれればそれでいいよ」と言われました。それもそうか、と思いました。
その時は、私はそれで納得しないと生きられなかったし、そもそも生きるか死ぬかでしたから、もうどう足掻こうが進むしかありませんでした。
この後、29歳の今に至るまで、
ずっとずっとずっと考えることになります。
赤ちゃんのこと。
高校のとき、彼が出来て、このことを話そうか迷い、言うか言わぬかで悩んで1人で泣いて、また朝になって学校に行ったり。さて、また別の人とお付き合いするようになって、言うか言わぬかで悩みww
結末を知っている今なら、くだらん!その子とは1年もすりゃ別れるんだからそんなことでくよくよ悩むな!青春を楽しめ!と一喝できるのに。笑
高校を卒業し、
大学を出て、
社会人になり数年。
15歳の私が、ずっと先の未来だと思っていた大人になってしまっていました。
ありがたいことです

いよいよ、欲が出てきます。
結婚したいと思う人が現れました。
彼には初期の段階で伝えてありました。彼はぼんやりと結婚を匂わせていましたが、ゼクシィまで買ってきた日にゃ、いよいよヤバイと思いました。それまで幾度となく確認しましたが、正座をして「私は赤ちゃんを産めないよ」というと、「moimoiと家族になりたいからいいんだよ」と言ってくれました。
この人に出逢えて、私はとても救われました。
(まぁ、今また病気にやられたので、結婚の話は脇にそれましたが、仲良くお付き合い状態を維持してます。相方の話はまた今度!)
私はこんなにこの人の子どもがほしいと思うのに、それが叶わないことに、そうしたのが自分の選択だということに、悔やまずにいられましょうか。
本当にそれしかなかったのか、
私はまちがっていなかったのか、
どうにかしたら生まれたかもしれない、
赤ちゃんの命を私が貰ってしまったのではないか。
これまでとは比でない程、思うようになりました。
命が助かったら、
悩みも贅沢になったものです。
赤ちゃんのことを考えると、
胸が押しつぶされて涙が止まらないのです。
生理がなくなって数年、奇跡的に復活した時は、もしかしたら!と思いました。毎日基礎体温を測って、グラフにしました。当然、排卵はなく、気持ちが重くなっただけでした。ホルモンバランスの対処の為に、薬で起こす月経はとても苦痛で面倒なだけでした。骨粗鬆対策とか、頭ではわかってても、わざわざお腹痛い思いしてまで何してんだろーなーと思っていました。生きるために必要なんですから、やります。
健康な人だって、なんだって順調にいくわけでもないし、同じような治療をしてても奇跡的に授かる人もいる。
分かりきってることなのに、
悔しくて悲しい気持ちが拭えないので厄介です。
諦めることが多い人生だなぁと、思うことが度々あります。その分、周りの人には恵まれているなぁと感じて相殺することにしました。上等です(°_°)
今では卵子の凍結保存もあり、15年前よりも道は確実に拓けています。可能性のパーセンテージは刻々と進化し、これから先、もっと色々な選択ができると思います。病気になっても心は健やかにいられるように、技術が発展して、こういうことで悩む方が減ってほしいなぁ。
命を繋いでいく尊さがあまりにも眩しくて、
羨望を抱くことにすら疲れてしまいました。
友達には、三児を育て、上の子は小学生のお母さんもいます。私は、調子が良くなると遊びに行き、みんなけっこう懐いてくれて嬉しい限りです。親友の子が、たまらなくかわいく思えるので、私の心も健全なほうなのかもしれません

近所のお菓子屋さんのおいしいプリンを持っていくと、moimoiちゃんが来た!と駆け寄ってきてくれる子どもたちにたくさんパワーを貰っています。
母親にはなれなかったけど、私の元に生まれてきたかもしれない赤ちゃんがどこかで見てるのだとしたら、少し心強いです。周囲に望まれる限り、少しでも長く生きれるようにがんと向き合ってこうと思うことにしています。
よく言えば、15歳の選択のおかげで、今回のヘビーな治療をする際には妊娠について悩むことは無かったし、サクッと諦めがつきました。
たくさん点滴を入れて、
たくさん放射線を浴びて、
やっと生かされた命ですからね。
多くを望まず、慎ましく、
心健やかに過ごしていきたいのです。
のんびり8に続きます。
次は何について書こうかしら~(´-`).。oO