
売ってあるコマん台には、先の丸まっとる安全芯ばかませてあるとばって、
おりどもは、ただ回して遊ぶとじゃのうして「コマの割りぐら」ばしてから遊びよったけん、
コマとは別に、先の尖っとる鉄の芯ば買いよった。
いかにコマば割るかっていうことで、鉄の芯の先っちょは砥石とかグラインダーで研ぎ上げよったない。
(割りやすか「ナタ芯」とか、コマの台は普通の木よりも堅か「かて石」とかあったな~)
コマに芯ば打ち込むときにコンクリん上とかでしたろ~ば、せっかく研ぎ上げた芯の
うっ潰れっしまうもんやせな、おりどもがよう使いよったとが、
かんかんごうらっちゅう やぶらかか石やった。
田中店ん前ん広場んにきぃ塀が、かんかんごうらで作ってあって
おりどもは、芯の外れたりしたろ~ば、そけぇでいっつもコマん芯ば打っつけよった。
今はたぶん田中店ん前ん塀は無くなっとるってごたるばって、
今ん子供はどがんやってコマん芯ば打っつけよるっちゃ~ろかい?
ていうか、それ以前に今ん子供はコマの割りぐらとかしよらんとかも知れんな~。
今度、機会のあったら田中店でコマどん買うて、甥っ子に「コマん割りぐら」ば教えてよろうかね~。
ところで、かんかんごうらって言葉は、おりども以外の佐伊津んもんが言いよったかどうかは自信なかっぺ。