噂には聞いていたが、噂に違わず、噂以上に孫は可愛い
抱っこして、いじくり回し、泣かれてはどうしたらいいかわからず、はーちゃんに手渡し、
スヤスヤ寝てしまったらしまったで、つまらなくなり、ほっぺをフニャとつついてみたりする
そう、自分が赤ちゃん言葉を話すなんて想像できなかったが、よちよちとか、でちゅねーとか、つい緩みっぱなしの口もとから、こぼれ出てしまう自分がいることを認めるしかない
じゃあ またな、と亮介のアパートを出た瞬間、またすぐに会いたくなる
恋人かよ 青春かよ
ひとりでツッコむ
そんな至福の時間を過ごし、家に帰って来て、眠る前のひととき、ムフムフと余韻に浸っていると、目を閉じた瞼の裏側に思わぬ訪問者がやって来た
僕が大学生の時他界した祖父の顔
2年前逝ってしまった父の顔
そして、3人の息子たちの顔
祖父も僕が生まれた時、こんな思いをしたのだろうか
父も、翔太郎が生まれた時、こんな思いをしたのだろうか
こんな幸せな思いをしたのだろうか
わずか4000gの命は、ただここに存在するだけで、いろんなものを繋げてくれた
とにかく孫は スゴイ
にしても 可愛い

