昨年2月の夫の告別式の際
一番嬉しかったことです
2人の納棺師さんがとても大切に扱ってくださいました
シャンプーを丁寧にしてくれていた時も本当に嬉しかった😭
しばらくシャワーも浴びれてなかったはずで
「おとうさん、よかったねぇ〜」そう心の中で何度も想い感動しました
納棺師さんの一つ一つの所作が、とてつもない辛さでいる私にとって何よりも救われ有り難い気持ちを持たせてもらえました
納棺の儀には私、義母、義姉の3人での立ち会い
緊張で向き合い儀式が進められる中、凄く気になるモノを目にして
途中からその事で頭がいっぱいになってしまいました
亡くなった人に着せる死装束
宗教上仕方ないけど、、
あの三角のやつは頭に付けるのかなぁ
そればっかりが気になるし
粛々と進んでいる儀式、部屋の隅には数名の納棺師さんスタッフの方が静かに見守ってくれている
あれ付けられちゃうのかなぁ
こんな緊張の席で言い出せないし
隣の義母や義姉をさしおいてやたらな事を言えないし、いやぁ〰︎どぉしょ〜
そんな時、夫の体の状態が良くなかったらしく（体液とかが出てきてしまい）
一度退席することになりました
チャンスだー！！義母や義姉に文句言われてもなんでもいいや！
退出と同時にドア付近にいた男性の若い納棺師さんにすぐさま声をかけました
「すみません。あのお着替えするものですけれど、、あの白い三角のはどうしても頭に付けなければならないものでしょうか
」（笑）
後から出てきた義母と義姉が私をギロッと見たけど😆
でもその若い男性納棺師さんが私の気持ちを察してくれて、丁寧に、丁寧に、「私も、もしそのような事になったら、付けてもらうのはイヤかもしれません」
私を安心させてくれる言葉と気遣いが凄く嬉しかった、ありがとう💕
結局この日は夫の体の状態が良くなくて途中退席したまま告別式に納棺の儀の続きとなりました
告別式当日、祭壇に置かれた夫の柩の側で改めて夫を見た
髪の毛の感じをこうして欲しいと伝えてあったけれど、なかなか伝達も難しいものだろうしね
側でお世話して下さった納棺師さんにもう一度お願いしてやってもらったけど、気になる〜🤣
もう最後だ、そう思って納棺師さんに申し訳なく思いながら失礼のないような言い方で「申し訳ございません、あのぅおぐしを貸していただいて宜しいでしょうか
」
そう言って櫛を貸してもらって、夫の髪の毛をもう少しフンワリさせてあげました
私の大切な夫だもんね！
髪型いまいちで皆さんに見られるのはきっと嫌だもんね、最後までお節介でごめんねー
夫の体の状態があまり良くなく、3度もお直しを丁寧にしてくださった納棺師さん達に本当に感謝しました
これをキッカケに納棺師さんのブログを毎日見るのが楽しみになりました
色々細かい気配りや作法を伝えて発信してくださり、
過去の義父の葬儀の時の納棺の儀のこと、友人知人の葬儀での柩の中の装いに疑問を感じたりたくさんあったけど、改めて納棺師さんのお仕事の素晴らしさ、大変さを知る事ができています
義母も義姉も、告別式の中で一番納棺の儀が嬉しかったね〜と、そこは同感で共有できてます😊
告別式ってなかなか良い想い出とはならないけれど、納棺の儀✨これは私達家族にとって一生嬉しい気持ちを抱かせてもらえるものでした