今日、親父が旅立った。
空は抜けるような青空だった。
安らかな、眠っているような顔だった。
今、病院には面会も行けないご時世なので
弟夫婦が家に連れて帰ってくれて在宅で看病していた。
もう、良くなる事は無いとわかってはいたけど
まだまだ一緒の時間を家族達は過ごしたいと思う反面
しんどそうになって来ているのを見るのは皆んな辛そうだった。
自分は親父と折り合いが悪かった時もあったり
反発してたりしていたしで
さっさと実家を出て自立した生活をしていた。
そのつもりだったけど
思い返してみると
人生の節目節目ではなんだかんだ結局、言う事を聞いて来たように思う。
毎回これが最後と思いながら
なぜかと言うと
それは
幼少の頃から褒められた事が記憶が全く無いくらい
頑張って試験で100点取ったり
走りで学校1番になったりしても
やっぱり褒めて貰えなかった。
結局認めて貰ってなかったと思っていたから
とても苦しかったと言うのと
言う事を聞かないと怒る、機嫌が悪くなると言う支配感にも争っていた。
最近でこそあれこれ言われなくなってたけど
50を過ぎたこの年でもやっぱり認めて貰えてない飢餓感はあったと思う
だから実際に亡くなった時
自分でもどんな感情になるのか
想像出来なかった。
で今思う感情は
まだ上手く言えないけど
頑固で癖が強く振り回されたけど
今の自分の生活の礎になってる部分がやっぱりあって
そんな影響力が結局あったなと思う
どうなんだろ
凄く嫌だと思ってた時があったけど
本当のところはもっと父親に構って欲しかったのかも知れない
良くやったと一言、言って欲しかったんだと思う。
結局
面と向かって、「良くやった」とは言って貰った記憶は無いけど
安らかに寝ているような顔を見ると
もう、いいかな。と思った。
そして今までありがとうと言う気持ちが湧いて来た。
一度腹を割って本音で親父とゆっくり語り合ってみたかったな
なあ親父、今の俺は良い子になれましたか?