まだ見てない方
ネタバレになるので読まないでくださいね。
作中のセリフ書いています。















この作品は原作は漫画で
障害者と健常者のラブストーリーですが
ドキッとするセリフがありました。















晴人(骨肉腫で片足を失った青年)
「障害を乗り越えるとか
障害を受け入れるとか無理なんだって。
そんなの何年かかったって
出来ることじゃないんだって。
みんな平気じゃないけど
平気なフリして生きてるだけなんだって。」









鮎川(事故で下半身麻痺になった主人公)
「その通りだな。
晴人の言う通りですよ。
俺だって障害受容なんて出来ていません。
好きでこんなもん(車椅子)
乗ってるわけじゃない。
歩けるものなら歩きたいです。
障害を負ったからこそ
学べたことは山ほどあります。
でもだからって障害者で良かった
なんて思ったことは一度もない。
なんで自分だけこんな目にって今でも思うし。
出来ることなら
障害なんかない人生を送りたかった。
それが本音です。





健常者へのコンプレックスは
一生捨てられない。
でも、俺たちだからこそ
出来ることもあるんだってこと
お前にも実感してほしいんだよ。
障害受容なんて一生出来なくてもいいよ。
ただ何かひとつでも誰かの役に立ってる
って思えることがあれば
毎日を腐らずに生きていけるんじゃないか。
その為の努力はするべきなんじゃないか。」















これ観ながら号泣していました。
そして、もっちゃんを想いました。


作中に出てくる登場人物は
物心ついてから病気や事故で
障害を負った方でしたが、
もっちゃんは手術を受けることで
障害児・障害者になります。


もちろん、手術を受けることは
もっちゃんの為になることです。
だから受け入れられたことです。


でも、「この子は障害者になるんだ」
「その決断を私たち親がしたんだ」
という思いは消えません。
どんな人生を歩むのか、想像も出来ません。


ただ、「手術を受けて良かったね」
と言える人生にはしてあげたい。
今はそう思うばかりです。


どうか、どうか無事で手術を終えられますように。
そして再発しませんように・・・