2015/9/12 17:30
@シアター1010ミニシアター
大井町からダッシュで北千住へ~!
思い返せばこの日、お昼ご飯も夕ご飯もちゃんと食べてない(^^;)
いつものシアター1010に間違えて行ってしまい、ドチラ様状態になるとこだったことはココだけの秘密(笑)
ミニシアターはほんとミニで、客席は6列×30席くらいかな?
一番後ろからでもバッチリ役者さんの表情まで見えました。
初のミュージカル座さんの作品(と思ったらニッキーを観てたけど、あちらはキッズメインだから別物としよう)。
「野の花」は1933年、第二次世界大戦下のドイツが舞台。
(1933年と聞いてAnnieと同じ年だと思ったのはきっと私だけ…w)
ドイツ人のリーザとユダヤ人のルイーゼ、二人の女性の半生の物語。
物語は、おばあちゃん(リーザ)が昔の思い出を孫に語るというスタイルで進行。
第二次世界大戦下、ドイツ人とユダヤ人…
チラシに書いてあるそれだけの前情報しか知らなかったけれど、歴史に詳しくない私にでも二人には明るい未来など待っていないことくらいわかって…
学生時代の二人の明るい姿がすごく悲しくて、物語が進んでいくのが怖くさえありました。
そのくらい、性格は正反対のリーザとルイーゼの二人の友情がすごく眩しくて、この二人をやられた女優さんがどちらの方も素晴らしかったです。
リーザがほんと可愛くて、守ってあげたくなる気持ちわかる(笑)。
別の組も見てみたかったなぁ…別組のリーザとルイーゼ役の方は、お名前存じてたので。
二人はやがて戦争に巻き込まれ、その仲を引き裂かれてしまい、登場人物全員が、何らかの形で戦争の被害者(という表現が適切かはわかりませんが)という、ともすれば重苦しくて見ていられなくなりそうな題材。
でありながら、どこか優しさと暖かさがある作品になっていました。
ピアノ伴奏だけの音楽もすごく素敵でした。
ルイーゼの明るさにも救われたけど、ちょいちょい出てくる、個性的(w)なおばあちゃんの娘にも助けられてたかも(笑)。
さすがに血を引いてるだけはある(笑)。
それから、観ている私たちもおばあちゃんの孫になったような感覚で、おばあちゃんの思い出を見せてもらったからかもしれないなぁ。
リーザの兄、ハンス役に広夢くん。
久しぶりに広夢くんのお芝居をガッツリ見させてもらいました(*´艸`)
ヒトラーに心酔し、戦争に駆り出され酷い任務に就かされた挙げ句、心を病んでしまう…すごく難しい役だったと思う…
彼は優しく純粋だったために影響されやすく、ヒトラーも戦争も正しいことと信じ、自分はこの上なく崇高なことをしていると信じていたから、張り切っている姿もすごく痛々しかった。
憎むべきはずなのに、なぜかハンスのことは憎めなくて…(同じ軍隊所属のリーザの夫はすごく嫌なやつに見えるのに)
そして、心を病んで戦争から戻ったハンスはもう涙なしには見ていられなかった…
周りでも鼻をすする音がしてました。
広夢くんといえばダンスで、歌!のイメージが強かったけど、本当に新しい一面をまた見せてもらったなぁ。
どんどん成長されてて、ますますこれからが楽しみな俳優さんです(^ ^)
ご飯はしっかり食べてね!(笑)
そうそう、広夢くんにも話したけど、時代背景がサウンドオブミュージックとも重なるから、ハンスがロルフとだぶることがあって…
広夢くんのロルフも見てみたいな(結果そこ。笑)
上でチラッと出たけど、リーザの夫カールをレミゼでおなじみの丹宗さんがやられてたのですが、もうこれはほんとさすがですよ!
出会った頃はダンスの下手くそな(笑)、憎めないキャラだったのに、戦争が始まってからの変わりようときたら!ほんと嫌なヤツ!(褒めてます、笑)
でも、ハンスが純粋さと幼さゆえに戦争に押しつぶされたのだとしたら、カールは大人だったから、決して強くはないけど潰されないように立っているために牙を向くしかなかったのかな、と思います。
ハンスとカールの変わりようが正反対なだけに、考えさせられることがそこにもあるような気がしました。
ほんと、深いです。
そして、いい作品と出会わせてくれた広夢くんに感謝したいです。
始めの動機は、失礼ながら広夢くんが出てるから見に行こうと思っただけで、「野の花」が見たいわけではなかった。
けど、今はまた再演があったら見たいなぁと思います。
そして、この作品は若い子たちにも見てもらいたいなぁ。
それこそ、おばあちゃんから戦争の話を聞いたことのないような子たちに。

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余談ですが…
これは思い出になんかしたくないけど、せっかくの素敵な舞台が台無しになるようなほんと腹立つことがあったのでどうしても言わせてください!(笑)
客席に観劇マナーの悪い方がひとりいて、本当に残念だった!
舞台中ずーっとスマホをいじってる!!
しかも、メールかなんかの通知がしょっちゅうバイブでくるから響くし…
あんな狭い会場で、舞台の上からもきっと見えていたはず…ほんと役者さんに申し訳ないよ。
百歩譲って付き合いで来ただけで興味なかったとしても、あれは酷すぎる。
観劇マナーというより、人としての問題な気が…。
あまりに腹が立ったので、書かせてもらいました(ーー;)


