怪談じゃないんだけど・・・
ブログネタ:地元の怪談教えて
参加中5年位前の話。
私は日曜日の朝7時くらいに人気のない県営の野球場にいました。
そこは道路に面した野球場だったのですが、私は野球場の入り口付近にいて、入り口の掃除をしていました。
人の気配を感じ、何気なく反対側の歩道を見ると一人の男性が歩いていました。
こんなに朝早くから大変だな~サラリーマンかな~?と思い見ていました。
それからほんの一瞬の間を置いて、ふと気付きました・・・
・・・あの人、膝から上がない・・・・
あまりに自然に歩いていて、膝から上がないことに一瞬気付けませんでした。
しかし、今でもはっきりと覚えています。ベージュのパンツにこげ茶の革靴。
あまりの自然さからか、全く怖いという感情もないまま彼の姿を追いかけました。
そして10メートルくらい行った先でその足は角を曲がり、私がその角の先を見たときにはもうその足はありませんでした。
その後は、見間違いかと思いまた球場に戻りました。
私自身心霊現象など信じない性質なので、そのまま誰にも話さず、見間違いだと思っていました。
・・・しかしその2週間ほど後のことです。
例の球場付近に住んでいる友人が、膝から下しかない幽霊を見たと言ってきたのです。
私は誰にも何も言っていないのに、友人が見たというその足の服装も、私が見たものと全く一緒でした。
あれは、本当にあったことだったのでしょうか・・・
今でも私自身半信半疑な話です。
