朝から弱音なんて吐きたくない
でもそういう時あるよね。
明日を迎える不安でほとんど寝れない日が続くことだってあるよね。
恵まれない子供たちなんていっぱいいて
日本で生きていけるだけで
親が生きているだけで
健康に恵まれているだけで
それだけで
幸せで感謝していきるべきなのに。
なのになぜこんなにも苦しいんだろう
なぜこんなにも周りは私とは違う
素敵な世界を生きているのだろう
幸せってなんだろうね。
私は結婚する値すらない人間なのだと思ってしまうよ。
好きな人と結ばれることなんて許されない人間なのだと思ってしまうよ。
幼い頃から両親のひどい喧嘩や
家庭内暴力に怯えてきた。
父親に遊んでもらった記憶なんて1.2度しかない。
両親が離婚して
幼稚園の頃から運動会が大嫌いになった。
小学生に至っては1度もでなかった。
お母さんと二人で小さな風呂敷を広げて食べる運動会のお弁当の時間は、哀れむような眼差しと、周りの友達が両親や親戚に囲われてワイワイと楽しそうにお弁当を心に焼き付けて、1層の寂しさを覚える拷問でしかなかった。
父親を想う母親の精神的な乱れようは私では支えきれるものではなかった。
人を本気で愛すると、その想いが裏切られてしまったとき人間はこんなにも簡単に壊れてしまうのだと思い知った。
母は幼い私を一人お家に置いたきり何時間も深夜になっても帰ってこないことも多々あった。
その度に不安で怖くて玄関で泣きながらうずくまって帰りを待った。
一緒に入水自殺をしようと言われた記憶は今でも脳裏に焼き付いて離れない。
父親は私の目の前でも新しい女性を次々と変えては私に紹介したりもした。
母親の想いを知りながら父親に気を使って新しい彼女と仲良くなるよう務める私。
その頃から自分がどんなにひどい扱いを受けてるのかとか、周りの思惑とか考えるの止めた。
思考を停止することでしか逃げ道を作れなかった。心を無にすることに集中したら、大体の思い出も記憶も消え去った。
小学3年の頃から学校に行かなくなった。
あまりに成熟して子供らしからぬ言動から、周りの仲間はずれにあっていたのも一理あるが、母親の影響で不安定な生活を強いられていた私にとって学校にいる時間はもはや不安でしかなかった。
私が母親と離れている時に、いつ母親が目の前から消えて一人残されてしまわないかという不安で学校に行くと吐き気や腹痛が襲ってきた。
そんな母のたっての願いは、私が有名私立の中学校に受かること。お金の出処なんて考えていなかったように思う。新興宗教にハマり毎日のように何万円もする紙に私の中学受験を祈り続けた。
私も毎週よく分からないお寺に連れていかれては除霊なるものを受けされらせた。
見事に受験に失敗した私と、母はまともに会話してくれなくなった。中学校は祖父母の元に転がり込み、祖母の作ってくれる暖かいご飯に育てられた。
昔は地元で誰もが振り返るほどの美人と謳われていた母親が一気にしわくちゃの老婆のような形相になったのは、登校拒否など私が苦労をかけてきたからだ、私は親不孝者だと批判され怒られながら学生時代を過ごした。肩身の狭い家の中に私の居場所なんてなかった。
毎日学校から帰ると家事で1日が終わった。
なんとか認めてもらいたい一心で、学級委員になったり部長や生徒会長にもなった。バイトもしたし高校は成績優秀者への奨学金を勝ち取り無償で通ったりもした。でも家族に褒めてもらえたことなど一度もなかった。
高校を卒業して医者になりたくて、小さな島から一人見知らぬ地へ移り住み予備校に通うも、途中でお金はつき働きだした。
働きながらお金の計算で悩み、勉強も両立するなんて私には無理だった。
誰も助けれくれない。
4万円の家賃ですら学生アルバイターには高いこと、家を借りるので精一杯で電気が止まったことも何度もある。
実家がある友達が羨ましかった。
アパートの中では安い炭水化物しか食べれる物がなかった。
スカートはゴムがボロボロになるまで履き潰した。恋愛なんてできる心理状況じゃなかった。
ようやく落ち着いて来た頃、母親が自殺未遂を起こして精神病院にいれられた。
親戚からはあなたが母を支えないとと咎められて、病院の費用や母親の生活費などお金の話で揉めることとなかった。
母親の見舞いのため仕事も休みがちになりクビになった。独学でなんとか医学部に入りたいとかいう夢も打ち砕かれた。そんな精神状態になどなれない。
借入に借入も重なっていく。
社会では出身大学を聞かれれば、高卒と答えると「きみバカなんだね」と言われた。初対面で私のことなど知る由もない年下の若者に。
悔しくて夜間大学に入学した。
夜間の授業はとれる内容が限られていて正直に言うつまらない。それでも卒業したいと頑張ったけど、借金返済と生活費が重くのしかかる。
私には大学費用を助けてくれる家族はいない。
これ以上借入することもできないし、保証人になれるような親戚もいない。
困ったときにより付ける親戚も家もない。
親に買ってもらったと車自慢をする大学生を横目にオンボロ軽自動車を運転しながら通うアラサー学生。自分が惨めで仕方なかった。
周りの同級生は大学を卒業して、もう結婚して子供を産み始めた。
私には青春もなければ
キラキラした日常もない。
夢を叶えるためのお金も
ゆっくり勉強できるような時間もない。
あるのは
借金と介護が必要な親の面倒と苦悩だけ。
誰かを好きになっても
こんな私じゃ上手くいかなくなる。
だって私が親でも
手塩にかけたむすこが
こんな惨めな子と結婚するなんて
反対しちゃうもの。
負の連鎖。
貧乏な家に生まれた
父親のいない家庭に育った
負の連鎖。
どれだけ涙を流しても
けして癒されない。
悲観してるだけじゃ何も変わらない。
そんなの分かってる
分かってるけど
今の私には希望が見えない。
ここでしか
私が弱音をはける場所はないの。