Lenovo thinkplus xt88 ワイヤレスイヤホン
22年夏発売の現時点で最も新しいレノボの低価格bluetoothイヤホン。
他の中国PC・スマホ大手と異なり、レノボはなぜかこの手の製品をワールドワイドで展開しておらず、中国内限定で色々と売っている。
購入するにあたって日本のレビューを探してみたが1つも見当たらず・・・
ということでせっかくなのでレビュー的なものをひっそりと残しておくことに。
AliExpressでクーポン使って約900円。円安のタイミングでもこの価格。
独身の日セールで販売価格1400円程度になっていたので、場合によってはもっと安く買える。
アリエク内でも色々なショップが同製品を売っているが、今回はMR_Global Storeという納期・返品保証付きの人気店で購入。購入から約1週間で無事到着。
アプリでコード INQP0CA8 を入力して登録すると750円クーポン
仕様など
・bluetooth 5.3
・対応コーデック SBC AAC
・13mm ダイナミックドライバー
・バッテリー容量 本体35mAh ケース250mAh
・付属品 イヤーピース3サイズ USBケーブル(TypeA→C)
iPhoneでもAndroidでも、bluetoothあるならPCでも問題なく使える。
ペアリングは本体センサー部分5秒長押しで電源ONにして(おそらく出荷時点で電源ON)
相手側でペアリングするbluetooth機器としてコイツを選ぶだけ。
一度ペアリングしておけばケース出し入れで自動的に接続・切断。
【デザイン】
つやつや光沢のある本体とケースで安っぽさあまりない。
AirPods Proのようなイヤーピースの付いたカナル型。
【音質】
この価格なので良い音など期待できないのだが、やはり音の解像度が若干不足気味。
10倍以上する1万円を超えるお高い製品と比べるのは酷すぎるが、
手持ちのSoundPEATSやEarFunの5000円程度の製品と比べても明確に劣るように思う。
おそらくストレスなく使える・聴けることを主眼に置いて作られていると思われ、
バランス重視でどちらかというと中高音寄り。低音の主張は弱めでドコドコ鳴らない。
しかし決して音質が悪いわけではなく1000円以下と考えるとむしろかなり良い。
聴き疲れしないので作業中テキトーに音楽を鳴らしたり、TV番組や配信を見る用途向き。
【フィット感】
個人的にインナーイヤー型が嫌いなのでカナル型ばかり買っているが、
手持ちの高価格~中価格製品たちと比べてもフィット感は良い方。
うどん部分も邪魔にならず不快感ゼロ。落下の心配もなさそう。
【遮音性】
ノイキャンはあるのだろうか?説明書を見ても発見できなかった。
あったとしても通話時のみ。
元々遮音性の高いカナル型なので十分。
【携帯性】
本体もケースも軽い・小さいという当たり前のラインはクリア。
ケースが直立しない楕円型なのが気になるといえば気になる。
【その他】
接続の安定性は問題なし。
ペアリング先と離れて別の部屋に行ったりしても切れることは1度もなかった。
操作はタッチセンサー式。うどん部分上部のLED付近をタッチすることで操作。
戻る・進む・ボリューム上げ下げなど、よくある基本的な操作感。
付け外しや位置調整の際にも誤操作は起こりにくい。
低遅延モードのようなものはないので動きの激しいアクション・シューター系ゲームや
臨場感を大事にしたい音楽ライブ鑑賞用途には向かない。
連続再生時間は本体のみで公称4時間以上、ケース込みで20時間以上。
実使用でもフル充電からバッテリー切れまで本体のみで5~6時間ほど使えた。
操作時にわけのわからん中国語が流れるようなことはなく、普通に英語アナウンスなので
チャイナ感がするのはLenovo刻印くらい。
1万円以上と言わずとも5000円前後出せばもっといいものがいくらでも買えるけど
1000円で済ませるなら十分いい選択肢だと思う。メインイヤホン充電中の繋ぎにも。
Amazonや楽天などで謎業者が売ってるメーカー名すら不明な変な安物よりは絶対良いと思う。