前の記事がデリケートな内容なだけに公開するべきか否かに迷い、非公開にしたり公開したりしていましたが、やっぱり記録として公開しておくことにします。

さて、SHINeeジョンヒョンの訃報から2日経ちました。


韓国では本日ファンが彼を弔問する機会が設けられ、日本から急遽飛び立ったファンも多いと聞きます。
正確な時間はよく把握していませんがSHINeeの残りのメンバー4人が喪主を務めた葬式も取り計らわれました。メンバーの1人、ミノが式場へ招き入れるような喪主の業務を果たす映像が公開され、心が痛くなりました。またメンバーのキーは、グラビア撮影のため韓国から離れていましたが喪主として無事帰国したところがキャッチされました。残る2人のメンバー、オニュとテミンはメディアに姿を見せていません。
また、ジョンヒョンのことを兄だと慕っていたf(x)というグループのメンバー・クリスタルの泣き叫ぶ映像が公開されたり、少女時代のテヨンがジョンヒョンへの追悼メッセージをインスタグラムへとアップしたり、どんどん彼がこの世からいなくなってしまった実感が沸いてきました。

私はと言うと、昨日の夜は大好きだったSHINeeの映像をたくさん見ました。コンサートやミュージックビデオ、そして彼のソロ曲を聴き返していました。
私がSHINeeを好きになったきっかけの曲『View』はジョンヒョンの作詞で、その歌詞の鮮やかな世界の描き方が何よりお気に入りでした。

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特に好きな部分です。
ジョンヒョンは本当に天才だったと思います。
過去のインタビュー記事がたくさんあがっていましたが、彼は自分自身の音楽の才能にとても悩んでいたようですね。
有り余る才能が、彼を食べてしまったんだなぁと彼の残した作品を鑑賞しながら思うと、涙は勝手に零れてしまいました。
アイドルですから、彼の生きた記録はたくさんあります。私もきちんとこの目で目撃することもできました。きっと彼は永く伝説として語り継がれますが、その1部をちゃんと私が覚えていて愛していることを誇りに思えました。


今日は、家から一歩も動けなかった昨日から、切り替えようと努力してしっかりと生活を戻してみました。もちろん大学はなんら変わりのない日常で、いつもの友達と話していればこんな絶望忘れられそうでした。
食欲はゆっくりと戻りましたし、笑って話したりすることも出来て、今日は1度しか泣かなかったです。

私はK-POP以外にも好きなものがたくさんありますが、他のことに熱中してみると悪くないなという気持ちと、心から楽しめてないなぁと痛感してしまうところもありました。


SHINeeの韓国での知名度は日本国内で例えるとジャニーズの嵐レベルだと思っていますが、やはり日本だとその影響は薄いもので、私の周りの人は「あぁそんなことあったみたいだね、大変だね」というその程度の認識でした。
それが決して悪いわけではないのは分かっています、私はSHINeeがとっても好きな所謂『ファン』ですからギャップが生まれるのは当たり前ですけど、どうしても悲しみと少しの苛立ちを感じてしまいました。ちょっとだけ自分がみんなから取り残されてしまったような気分。
いつもなら楽しんで聞く冗談にも、呑気だなぁとか思っちゃいましたし、恋愛ごとに不満を漏らす友達には生きているんだからなんでもいいじゃん、と心の中では感じてしまいました。
私のような気持ちの人間は私だけじゃないですから、自分自身のこのどうしようもない感情を否定も肯定もしません。


また、個人的な話なのですが、かなり前から予約をしていたので今日美容室に行ってきました。
私は髪を染めたりイメージチェンジするのが好きなのでずっと楽しみにしていて、今日が待ち遠しかったのです。しかしこの暗いニュースを受けてから、今そんなことしてる場合だろうか?そんな気分じゃないからやめようか?でもずっと楽しみにしていたじゃないか?それはジョンヒョンが望むだろうか?と迷い出しました。
友達に背中を押され、気晴らしになるかもしれないし行ってきなよという言葉どおり、気持ちは少し上向きに。


また明日、明後日と日を重ねるうちに気持ちは変化していくと思います。
この苦しみを忘れられるような楽しいことがあったら、後に忘れてしまっていた罪悪感に苛まれそうです。かと言って苦しいままではいれず、自分から楽しさや幸せを求めにいってしまうでしょう。しばらくはこうして葛藤していくと思います。

またしてもまとまりのない文章ですが、このへんで。

Rest in Peace.