告白を受けた次の日
あたしわ大学に行って
昨日の話をした。
「まじ!?」
「告るの早くない!?」
みんなの反応は
さまざまで…
あたしもなんだか
フクザツだった。
「正直、付き合いたいとは
思わないンだよね、、、
かわいいし
いい子なのも
真剣なのも伝わったけど
なんかさあ、、、」
とあたし。
すると
仲良しの真希が聞いてきた。
「なにが引っ掛かるの?
あんなに気に入ってたのに」
と不思議そう。
何が引っ掛かるんだろ、、、
顔も好み
性格もかわいい
野球に一生懸命な高校生
でも、、、
「仕事先の生徒だし、、、
やっぱさ」
「やっぱり?」
「うん、
なんか、、、
未来ある子を潰したくないし
あたしなんかが」
いつか
飛んでいってしまう
それが分かってるような
まだまだ楽しいことが
この先たくさんあるカレを
引き止められる自信も
受けとめられる強さも
あたしにわ
ない、、、
「やっぱ断る!」
あたしは言った。
「いいの?」
と、心配そうなみんな。
「いいの、決めたの」
この決心を胸に
あたしは大学の授業をうけ
コーチの仕事のため
高校へむかった。