昨日卒業式だった。

三年生の一年間だけで欠時数212な僕は、当たり前だけれど、皆勤賞なんかも取れなかった。

式が始まって、入場してるとき、入学式の時のことをふと思い出した。

あの時は、まじめっ子で、入場するときから緊張してて、先生とか何言ってんのか、ぜんぜん頭に入ってなかったなあ



式辞やお言葉や送辞、最後のホームルームのときの先生の話。詳しくなんか覚えてない。でも、話の中心の伝えたかったことは掴んだつもり。

帰るときに、知らない人から告白されるとか、そんな次元の違う出来事は微塵も起きなかった。世の中よくできてる。


あれから一日経っても、卒業したという実感がわかない。

まだ大学の合格発表が終わってないから進路が決まってないせいもあるけど、

なんか、
変な感じ。



解離感はずっとあった。
小学生の頃辺りからあった。
体と中身がちょっとズレてるみたいな感じ。
目の前のことと向き合っているのに、自分ではないような感じ。

性同一性とかじゃないよ?

年を経るごとにだんだんと大きくなってきてる

この解離感のせいか、なにをしても、なにをされても、何があっても、変わらない自分がいる。

この感覚がなんなのかはわかんない。
ただ俺が頭のおかしい人なだけなのかもしれない。

でも、おそらく、これがゆえに卒業の実感がわかない。


なんなんだか

高校卒業するまであと35日

意外と早いんだね


まだ進路決定してないし、
私大受けずに国公立のみで、
どこも受からなかったら浪人決定
4月にはどーなってるかな


センター試験の結果がだいぶ酷かったから、二次試験で挽回しないと合格できないし


合格したいなあ





高校受験は、先生にすすめられた推薦に甘えて私立に入ったからさほど苦労はなかった。

高校入ってから秋まで死ぬほど学校辞めたかった。
なんでこんなとこ入ったんだろう、こんなんなるなら死んどきゃよかったってずっと思ってた。

夏休みの間、学校行ってる以外はほとんど寝てるかなんもしてないか、中学の友達と悪めのことばっかしてた。

九月の間ほとんど学校行かなかったら、親に叱られたから、泣きながら父に話した。
いろいろと話したけど結局は学校をやめなかった。

二年生に進級するとき、担任にすすめられるまま、進学コースを続行することにした。
もともとは理系科目なんか捨てるはずだったのにね。

高二になって勉強も大変だったけど、それなりに楽しかった。
夏休みの間にひいばあちゃんが死んじゃって、葬式やらで一週間くらいまともに課題ができなくて、英語の課題の全てを3日間ほとんど寝ずに終わらせた。一年前くらいのことなのに、それ以外覚えてないや。

それでも、ちょくちょく学校休んでたのは覚えてる。


三年生になった。
いよいよ受験の年

でも、勉強がいやになった。
春から夏の間は、学校には午後から行くか休むかばっかりだった。
そしたら、親が学校に呼ばれた。あと二、三日休んだら卒業できないと言われたらしい。

嫌だ嫌だと思いながらも学校に行った。

気づいたらそうでもなくなっていた。
それからは、学校で勉強して、家ではほとんど勉強しなかった。そんなんがずっと続いていた。
模試にまみれた月日を過ぎたあとはセンター試験に直行だった。
今はもう二次試験に向けた勉強をしている。
今でも家ではあまり勉強に取り組んでいない気がする。
しっかりしないと。


高校に入ってからをあっさり振り返ったけど、俺学校嫌いすぎんだろ(笑

他にも生徒会での出来事とか色恋沙汰とか友人関係のいざこざとかあったけど、
怖いから書かないよ。


はてさて。
国公立大学合格して最後くらい嫌いな学校の先生たちを見返してやりたいと思うようになったよ。
やっぱり振り返りは大事だね。
じゃあ、勉強してくる。