昨日卒業式だった。
三年生の一年間だけで欠時数212な僕は、当たり前だけれど、皆勤賞なんかも取れなかった。
式が始まって、入場してるとき、入学式の時のことをふと思い出した。
あの時は、まじめっ子で、入場するときから緊張してて、先生とか何言ってんのか、ぜんぜん頭に入ってなかったなあ
式辞やお言葉や送辞、最後のホームルームのときの先生の話。詳しくなんか覚えてない。でも、話の中心の伝えたかったことは掴んだつもり。
帰るときに、知らない人から告白されるとか、そんな次元の違う出来事は微塵も起きなかった。世の中よくできてる。
あれから一日経っても、卒業したという実感がわかない。
まだ大学の合格発表が終わってないから進路が決まってないせいもあるけど、
なんか、
変な感じ。
解離感はずっとあった。
小学生の頃辺りからあった。
体と中身がちょっとズレてるみたいな感じ。
目の前のことと向き合っているのに、自分ではないような感じ。
性同一性とかじゃないよ?
年を経るごとにだんだんと大きくなってきてる
この解離感のせいか、なにをしても、なにをされても、何があっても、変わらない自分がいる。
この感覚がなんなのかはわかんない。
ただ俺が頭のおかしい人なだけなのかもしれない。
でも、おそらく、これがゆえに卒業の実感がわかない。
なんなんだか