今帰仁上りの御嶽 | もののふアイ 記

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この地に生まれ この地に育つ この地の…

現在も門中を中心に、今帰仁一帯の聖地を巡礼するものが今帰仁上り(なきじんぬぶい)である。起源は定かではないが、琉球王国王統発祥の地である伊是名島、伊平屋島を擁する旧北山国領と、その首府があった今帰仁には、士族のルーツも多くあることが理由ではないかと考えられる。巡る御嶽や経路は門中によって多少異なる。主な御嶽は以下の通りである。



カラウカー:今帰仁グスク内

火の神の祠:今帰仁グスク内

テンチギの御嶽(カナヒヤブ。開闢2番目に作られた御嶽):今帰仁グスク内

ソイツギの御嶽:今帰仁グスク内

クボウ御嶽:今帰仁グスク内

阿応理屋恵祝女殿内(あおりやへのろどぅんち):今帰仁村

今帰仁祝女殿内(なきじんのろどぅんち):今帰仁村

供のカネー祝女火の神(とぅむなはーにーのろひぬかん):今帰仁村

今泊の親川(えーがー):今帰仁村

中城(仲尾次)祝女殿内(なかぐすくのろどぅんち):今帰仁村

今泊の津屋口墓(ちぇーぐちばか):今帰仁村

諸志の赤御墓(あかうばか):今帰仁村

池城墓(いちぐすくばか):今帰仁村

大北墓(うーにしばか:または按司御墓/あじうはか):今帰仁村

百按司墓(むむじゃなばか):今帰仁村

ティラガマ:今帰仁村

勢理客祝女殿内(じっちゃくのろどぅんち):今帰仁村





【参考文献】