ご近所世界一周

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東京の西の方に在住のサラリーマンの日常です。

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先日、坂本慎太郎さんのライブに行ってきました。
恵比寿のリキッドルームへ。

僕はゆらゆら帝国の頃から大ファンで、
そりゃもう素晴らしいライブだったのですが、
こうなんと言うか、
なぜか観た当日よりも1日、2日たってしみじみ良かったなぁ〜と思うライブでした。

一曲目の「思い出が消えてゆく」、
演奏始まった瞬間に鳥肌たちました。
しかし、
前奏から坂本さんの歌が乗った瞬間に、
あれ?と、なんだか少し緊張を感じられました。

声もどの楽器もリバーブが控えめな上(部分的なエフェクトとしてリバーブ、ディレイはかかるとして)、
音数も少ないので歌うのも難しいのかもしれません。
トチればすぐにバレるし。


が、今思うとあの緊張感は観客側からのものだったのかもしれない。





今年の5月に日比谷の野音で初めて観たときは素直にその場で感動しました。
それは坂本さんのバンドを初めて観られる嬉しさや、
その昔、自分が上京して初めて東京でゆらゆら帝国を観たのが野音だったので、
そりゃもう感動するための条件が揃いすぎていますよね。
もはや音楽が必要ないくらいに。





なので今回は冷静に観られる反面、
失敗しないで欲しいという欲求も強く、
僕以外にもそんな感情を抱いていた人がいたのかもしれない。
そして、そう観てしまっていた僕のような人のみが緊張を感じていたのかもしれない。


しかしライブが進むにつれ、
(こちら側?か、坂本さん?の)緊張もほぐれ唄も伸びやかに声が出て(聴こえて?)、
とても心地よい演奏でした。

詳細は割愛しますが、
MCも冴え渡り(?)、
アンコールの「グッドラック」は、
カバー曲ながら自分的には1番グッときたなぁ〜。


後日、
一緒に行った友人と飲みながら思い出して話をしました。
酒の肴になる、後々も楽しめる。
そんなライブだったように感じます。