今日もいつも通り目が覚めた。
いつも通り犬が私の布団を支配し、とても寒々しい朝を迎えた。
彼女が寝ているまま布団を畳んでやろうと思ったが、まるで人間のような目で睨んできたので、私は布団をそのままにして、朝の支度を始めた。
今日からは歩いて駅まで行こうと思っていたのだが、毎日のサイクルはなかなか変えられない。
今日も天気が優れない。
曇りや雨が嫌いだというわけではないが、たまには思いっきり太陽の光を浴びてみたい。
空は繋がっているというが、自分が住んでいる場所を一歩踏み出してみると、まったく異なる空に見えてしまうのはなぜだろう。
あの人も同じことを思っているのだろうか。
そうだとしたら私とあの人の心はもう繋がっていないのだろうか。
いつも二人で過ごした遠い日々。
今でも走馬灯のように思い出す。
…………………………………………………………………………あの人に会いたい……
思うよりも先に私の体は動いていた。
呼吸が追い付かないくらい走っていた。
走りながら私は一つの思いに駆られていた…
そうだ京都に行こう