ムネモシュネの贈りもの ~「記憶」をめぐる物語~

日本×インドネシア合同作品 ガラシ×ク・ナウカ

ムネモシュネの贈りもの ~「記憶」をめぐる物語~

2006年6月11日(日)~18日(日)

下北沢 ザ・スズナリ

チケットご予約、詳細は・・・ク・ナウカ http://www.kunauka.or.jp


  **公演は終了いたしました ご来場ありがとうございました!**


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ガラシケイコバエイド 6月19日現在

昨日『ムネモシュネの贈りもの』公演を終え、本日6月19日午前11時、ガラシ一行はデンパサール経由でジョグジャカルタへ向け飛び立っていきました。今夜のうちに、彼らは家族と会い、ジョグジャカルタのコミュニティに戻ります。
皆様のあたたかいご協力で、「ガラシケイコバエイド」は今朝までに
1,129,802円
に達しました。


ひとびとが芸術を必要とする度合いにもしもいくらかの差があるとするなら、おそらくは「無力感の中にある人々」にとってこそ、それはもっとも必要なのではないかと思います。(対イラク開戦直後のアメリカに公演に行った際、思ったこともそれでした。)言い換えれば、一見「芸術どころではない」と見えるような状況でこそ、いっそう芸術の意義があるのではないでしょうか。

周囲がすべて倒壊し、その仮設住居のためにすべての資材を提供してしまったというガラシアトリエが、そのような状況のなかでこそ、いちはやく再建されることを願って。
出発前の成田空港で、皆様から集まったエイドを直接ユディ・タジュディン氏に渡しました。

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震災の翌日に『ムネモシュネの贈りもの』の創作続行を決断した時のユディの言葉どおり、ジョグジャカルタの復興には長い時間がかかるかもしれません。ガラシケイコバエイド、ひきつづき身の回りの方に広めていただければまことに幸いです。

まずはお礼とご報告まで。

ク・ナウカ シアターカンパニー

宮城 聰

鳥人たち、帰国する。

kikoku2    kikoku1


6月19日。愛すべき鳥人たちは今度は地元復興にむけて帰国してゆきました。

7週間、あっという間でしたが毎日がとても濃く、苦労多くも幸福な創作の日々でした。

皆様のご好評に支えられ公演は無事終了いたしましたが、このブログは「ガラシケイコバエイド」とともにもう暫くつづきます。

写真も続々アップしていきますのでまだまだお付き合いくださいませ!



スズナリ日記 6月16日

   


同じく本番数時間前。アップする俳優陣と生演奏チーム。

生演奏チームのヤヌー&ケンタロウさんは連日サウンドチェックを兼ねて(?)素敵な即興セッションを聴かせてくれます。うーんカッコイイ!

でもケンタロウさん、そのTシャツの柄どうなんですか?!

(ちょっと読みづらいですが「スマン」と一言書いてあります・・・)


俳優紹介 ユウミ 「チーム獅子座☆」



ク・ナウカの「小さな巨人」、ユウミこと野原さんです。


共演者のジャマールの1人息子(三歳)と私は同じ誕生日
共演者のフェリーと私は同い年、1日違いの誕生日
演奏構成の鈴木ケンタローさんと私はなんと同い年、同じ誕生日(でも身長差は約35センチ^^;)
こんなに誕生日ネタで盛り上がったのは始めてです。
そんなわけで野原有未、レオパワー全開で走り抜けます!ガオォオー!!
(写真は左からケンタロー氏、野原、フェリー、のけぞるジャマール)


野原有未


俳優紹介 ダイドウ 「双方アウェイ」

monmon


注目の若手個性派、ダイドウこと大道無門くんです。


ク・ナウカ俳優がガラシのまな板に乗ることがアウェイ。
ガラシが日本の観客にさらされることがアウェイ。
ドイツの選手が日本ナショナルチームに編入されてドイツ大会で闘う、みたいな。
そんな公演です。


大道無門優也

6月15日(木)

gakuya


今日は男子楽屋にお邪魔しました。
数時間後に本番を控え、すっかりみなさんリラックスモード。
手前から
右周りにテオ、石川、大道無門、大内。
テオ、その顔はまずいんじゃ・・・。



俳優紹介 トモさん 「メッセージ」

tomo san


いつもインドネシア語通訳どうもありがとうございます。ちゃきちゃき頼れるトモさんです。


「私の大切な宝物達。皆に知ってほしかったもの。
だけど皆にふれられた途端、さびしくなった。
自分だけの宝物にしておきたかった。。。。そんな今日この頃。」

横須賀智美(流山児★事務所)



スズナリ日記 本番あけました!

    


最初は影も形もなかった「ムネモシュネ」。なんとか無事本番にたどり着くことが出来ました。
初日本番前、全員で円陣を組み、みんな思い思いのスタイルでこれからの公演の成功とインドネシアの方たちに祈りをささげます。
ここまで来るのはけして簡単ではなかったけど、私たちはここまで来られた。どうか、多くの皆様に観にいらしていただきたいです。

(ココにもご注目、の生演奏エリア。そして貴重な睡眠中のユディ&映像作家ジョンペ。)

ガラシー俳優紹介 ウウン 「記憶について」

uung


みなさまお待たせいたしました!ソロで一際光ってるウウン姐さんの登場です!


「本能の小悪魔。動の中の静・静の中の動の顔をあわせ持つ(by横須賀さん)」
他人が持つ私についての嫌な記憶を消せたらよいのに。
何かを思い出すときには、同時に二つの時制が存在することになる。はじめのは、私の記憶から想起される時間で、もう一つは私が思い出している今の時間である。だから、記憶は若い時のものであり同時に年老いた時のものでありうるのだ。

Sri Qadariatin

ガラシー俳優紹介 テオ 「メッセージ」

テオ


頭脳派テオ、今回も魅せてくれますよ!


「むだなぜい肉が一切ない オナラマン2号(by横須賀さん)」

Hallo、ぼく達は今、この媒体を通して出会ったね。

ぼくはこの出会いを記憶するよ。

ぼくはあなたを記憶する。

だけどもし、ぼくがあなたについて思う記憶があなたの望むのに適当なものでなかったらごめんよ。

この出会いを提供する沢山のメディアの中でぼくは約束できない。

ぼく達の出会いが完全無欠の存在だとは。

ぼくの中に存在するために、

メディアは全てをうばいあう。


Theodorus Christanto