闘病記~ホジキンリンパ腫に右往左往する男 -2ページ目

闘病記~ホジキンリンパ腫に右往左往する男

「悪性リンパ腫?ホジキン…??何だそれ!?」
突然始まった闘病生活。日々の出来事、感じたことを可能な限り書き連ねてみます。

平成27年5月8日

H病院にて検査結果の報告


ゴールデンウィークが終わり、ついに運命の日が到来しました。


連休中は遠出するわけでもなく、モヤモヤした気持ちのまま、なんとなく日々を過ごしていたような気がします。


検査結果が出ない限り何の意味も無いことは理解しつつ、想定される病気についてあれこれ調べ、楽観的になったり、若干悲観的になったり…

もともと楽観的な性格なので「成るように成る」ってな感じで、自分でも不思議なぐらい悪い方には考えていませんでした。




報告には、前回と同様、母親と従姉が同行。


O医師

「前回は申し訳ありませんでした。生検の病理検査が出ましたのでお知らせします

「病理検査の結果により、Sさんの診断は悪性リンパ腫ということになりました」


私の心の中

「悪性リンパ腫!????なんだそれ???」


O医師

「悪性リンパ腫は分類的には血液のがんになります…


私の心の中

「…血液のがん…がん…」



ここでO医師より、がんの定義や他の臓器を含めた大まかながんの分類について説明がされました。



O医師

「悪性リンパ腫は大きくホジキンと非ホジキンに分類され、Sさんはホジキンです



私の心の中

「ホジキン?保持菌??菌を保持???ってこと??」


O医師

「悪性リンパ腫となれば、専門の先生に診てもらい治療をしたほうが当然良いので、紹介状を書きますね

「先生は大学病院のT先生です。この地域での悪性リンパ腫の専門といえばT先生です」

「治療方針がどうなるのかは、実際にT先生に診てもらってからになります」


「治療を開始してから仕事は出来るんでしょうか?」


O医師

「気持ちはわかります でも、とにかく今は仕事よりも治療に専念することを考えましょう


「…わかりました。」


O医師

「それでは11日(月)に大学病院T先生の予約を入れておきます。紹介状や検査データ一式を用意しておきますので、当日の朝に取りに来てください


「わかりました。色々とお世話になりました」




ということで終了。


私自身は意外と冷静だったが、母親と従姉は呆然としつつ、従姉に至っては涙目になっていた。



従姉

「悪性リンパ腫って聞いた瞬間、頭が真っ白になって、その後は全然話が頭に入ってこなかった」


母親

「…結局悪いモノなの?」


「よくわからないけど、血液のがんなんだって…がんなのは確定だな」


母親

「…」



その後、母親・従姉と別れ彼女と合流。



「悪性リンパ腫ってやつだった」


彼女

「悪性リンパ腫!??…病気の型は?」


「たしかホジキンとか言ってたような…」


彼女

「ホジキン!!私も詳しくないけど確かホジキンの方が非ホジキンより予後が比較的良いはずだよ!」

「確かにホジキンなの?」


「従姉に確認してみるわ」


…携帯電話…


「悪性リンパ腫のホジキンって言ってたよね?」


従姉

「ごめん!頭真っ白でどっちか記憶が無い…ホジキンだったらいいね!」


…終了…


「だそうです…確かホジキンだったはずなんだよな」


彼女

「まっ大学病院ではっきりするよ!」


私の心の中

「ホジキン…非ホジキン…ホジキン…非ホジキン…ホジキン…」

…モヤモヤモヤ



つづく



もしよろしければポチっとお願いします!励みになります!!


人気ブログランキングへ