みなさん、グッドモーニング。

みなさんは「フィッシュストーリー」という日本の映画をご存知でしょうか? 伊坂幸太郎原作、音楽を斎藤和義が手がけています。 このコンビは「アヒルと鴨のコインロッカー」のコンビです。 僕は映画のメインテーマであり、タイトルと同名の「フィッシュストーリー」という曲がすごく良かったので、ここで紹介させていただきます。

「フィッシュストーリー」は映画の中で登場する架空のバンド、「逆鱗(げきりん)」が作った曲として出てきます。 逆鱗はパンクの元祖、セックス・ピストルズよりも一年早く、しかも日本人でパンク・ロックをやったバンドとして登場します。

セックス・ピストルズは当時、一大センセーションを巻き起こしたものの、商業的な成功とは程遠かったアーティストです。劇中では逆鱗も全く売れず、理解もされずに解散してしまいます。

しかし、「フィッシュストーリー」はまさにパンクそのもの! ギター、ベース、ドラムス、ヴォーカルで、曲の長さは34分というシンプルな曲構成。荒々しい演奏と、がなるヴォーカル。ナイフのようなリズムが最高にカッコイイ! 

劇中では、英語の「fish story」という単語を「ほら話」ではなく、「魚の話」と誤訳された本をバンドのメンバー(俳優:伊藤淳=ベース担当)が読んで、歌詞を思いつくという設定になっています。伊坂幸太郎の常人離れしたアイディアが際立っています。また、「フィッシュストーリー」は、実際には斎藤和義がヴォーカル以外の楽器を演奏しているのですが、挿入歌の「何もない」は逆鱗のメンバーを演じる俳優自身が、実際に楽器を弾いています。劇中でライブのシーンが出てくるのですが、何と彼らの生演奏を聴くことができます!

僕は最初、「日本人がピストルズよりも早くパンクをやっていたわけねーだろ」と思いました。確かに「パンク・ロック」という単語が世界に定着したのは、ピストルズのデビュー以後のことです。しかし、よく考えてみれば、パンク・ロックという単語が誕生する何年も前に、ザ・ストゥージズやザ・フーといった、ピストルズに影響を与えた先人たちは確実に存在していました。 

もしかしたら、本当に1975年当時の日本で、あるいは世界のどこかで、ピストルズよりも早くパンクをやっていたミュージシャンが存在していたのかもしれません。映画を観終わっての感想です。 

僕の孤独が魚だったら

巨大さと獰猛さに鯨でさえ逃げ出す 

きっとそうだ きっとそうだ

逆鱗「フィッシュストーリー」は、以下から視聴できます

http://www.youtube.com/watch?v=qGzIOs4jjVk  




FISH STORY /逆鱗
¥200
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