シェルを作り口腔外科でのケアも行いいよいよ放射線治療の開始です。

土日祝日を除き毎日30回を当てる治療計画でした。

病院から職場までは遠く2時間以上かかります。

当初、職場に近い他の病院での治療も検討しましたが、副作用を抱えながら慣れない仕事をこなす自信もなく思い切って休職しました。

2015年の12月に転職し半年後、さぁいよいよ担当もって頑張るぞといった時にに癌に罹患し、まともに仕事出来てません。

そんな訳で、9月6日に初回放射線治療に通院しました。

まず、放射線治療科での診察です。

診察室に入ると、担当の先生以外に推定60代と思われる先生もおりました。

60代の先生は自己紹介をした後、担当の先生に

「マージンはどうなってる?プラスか?ならば33回だろう。」

と言っておりました。

それを聞いて(えぇ~増えるのか。。。)と思いました。

それにマージンプラスって?と気になりました。

診察室を出た後、放射線を照射する部屋の近くで待ちます。

掲示板には放射線の当て方等放射線治療についての掲示物があり、待ってる間読んでました。

新聞記事のコピーを見てるとさきほどの60代と思われる先生が載っており、なんとお偉いさんの教授でした。

名前を呼ばれ上半身は検査衣に着がえ放射線照射の機械のある部屋へ。

検査衣を脱ぎ台へ仰向けに寝て、以前作ったシェルで固定されます。

初回なので、位置決めの画像撮り等で20分くらいかかりました。

胸にマジックで線をかかれ、消さないように言われました。

診察、照射が終わった後、車に戻りネットでマージンプラスについて調べました。(病院内はほぼ電波が届かない)

マージンがプラス=断端陽性ということらしいです。
つまり手術で切除した腫瘍の断端5mm以内にまで腫瘍があり、体内に癌が残ってるリスクが高いということです。

私の場合、露出が多いとの説明でしたが、安全領域=マージンが少ないってことだったんですね。。。

ちなみにに放射線照射の機械はこんなもんです。