みんなで遊ぼうコラボの日
N「おはようございまーす」
一番乗りかと思いながら入った楽屋は、思いっきり不機嫌オーラを纏った翔さんが既にソファに腰を下ろし、新聞を広げていた。
机を見れば、まーくんとJがノリノリで撮影したという例の雑誌。
なるほど不機嫌の理由はコレですか…
にしてもわかりやすすぎるよ、翔さん(笑)
やがて何も知らない張本人が、いつものヒマワリの様な笑顔で楽屋に入ってきた。
A「おはよう!翔ちゃん。おはよう!ニノ」
N「おはよう、まーくん」
S「はよ…」
流石にまーくんも翔さんのただならぬ様子に気がついた様で、目が合うと(何?)と口パクで聞いてきた。
翔さんが読み終えた新聞の下から覗いていた雑誌を顎で指せば明らかに焦り始めるまーくん。
そんな俺たちのことに気がついているのかどうか、読んでいた新聞を乱暴に机の上に置くと
S「コーヒー飲んでくる」
一言低く告げて翔さんは楽屋を出て行った。
A「ニノどうしよう?翔ちゃん怒ってたよね?謝ったほうがいいよね?でも、許してくれるかな?」
不安そうなまーくんの黒目がちの瞳がゆらゆらと揺れている。
N「今まで翔さんが許してくれなかったってことある?何やらかしても結局のところいつも許してもらってるから、今でも翔さんの横でヘラヘラ笑ってられるんでしょ?」
A「ヘラヘラって…でも、そうだよね、うん、オレ翔ちゃんに謝ってくる!」
勢いよく楽屋を飛び出していったまーくんと入れ違いにやってきた大野さんとJ。
M「すごい勢いだったけどあれ何?」
N「いつもの痴話喧嘩。原因はJにもあるけどね」
M「えっ?俺?あっ…」
心当たりのあるJはヤベーヤベーと一人頭を抱えている。でも大丈夫。あの二人のことだから心配なんて無いですよ。
暫くすると必要以上にデレデレとにやけ切った翔さんと、お前は女子か!と思わず突っ込みたくなるほど頬を赤く染めたまーくんが揃って帰ってきた。
ホラね…
目が合ったまーくんに(良かったね)口パクで伝えると、それはそれは綺麗に微笑んだ。
向こうではすっかり機嫌を直した翔さんがそれでも一言わないと気が済まない様で、Jを捕まえて文句を言っていた。
もちろん、そんなことで怯むJではなく、
M「まーの可愛い写真まだまだあるんだけどなぁ」
S「えっ?そうなのか?」
M「まぁ翔さんの出方次第では差し上げてもいいですけど…」
S「くれっ!じゃなくてください…」
M「しようが無いなぁ、じゃあ普段お世話になってる翔くんに、ちょっと遅くなったけど御中元ということで…」
何それ…すっかりJに丸め込まれた翔さん。
でもまーくんと翔さん、二人が笑ってないと…
鏡越しに目が合ったJがキメキメのウインクをして、してやったりの顔で笑っていた。
