12月12日~19日まで、ドバイで国際映画祭
Dubai International Film Festivalが催されました。

日本の映画もいくつか上映されるということで、
「久しぶりに大画面で、日本語で映画が観れる!!」と嬉しくて
開催前から色々とチェックして楽しみにしていたのですが、
夫も忙しく、おまけに夜の上映ということでなかなか都合がつかず。。。

行くのは無理かなぁと諦めていたのですが、

お友達夫婦に便乗して、ひとつだけ
ノルウェイの森を観に行って来ました*

$mn's room

実は、3人で当日券を買うために売場へ行くと、
なんとチケットが残り1枚と言われてしまい大ショック。。ガーン
せっかく来たのにトボトボ帰るなんて残念すぎる。。。

「あそこに並んで待っていたら、空席が出たりして運が良ければ観られるかも。」
と言われ、みんなで並んでいると、何故か次から次に「Norwegian wood?」と
道行く人がチケットをおめぐみくださり、見事3枚ゲットびっくり

しかも2枚はタダでいただいてしまい、3人で1枚分の料金
たったの25AED(600円位)で観れてしまいました☆

ラッキーすぎる。。。ありがとう♪きゃっ

遅れて入ったので席は少し前の方でしたが、
その日はトラン監督が劇場に来られていて、監督と席がメチャ近☆

小柄で物腰の柔らかい素敵な方でしたよ~*
サインもらえば良かった。。

上映後は監督による質疑応答などもあり、満足度の高い上映会でした♪

その様子はこちらで→


さて、久しぶりに観た日本映画。

$mn's room

「ノルウェイの森」

映像がとても美しく、眩しかった。

自然の情景や、主人公達の台詞の言い回しなど映画全体が「詩」のような、
独特な世界が広がっていて、最後まで引き込まれてしまいました。

濃厚なシーンがとても多いけど、厭らしさというのはあまり感じさせず
どちらかというと「儀式」的なものとして描かれていたと思う。

松山ケンイチ演ずる「ワタナベ」の心情と自然の景色がうまく
リンクしているところがものすごく印象に残った作品でした。

恥ずかしながら、これだけ有名な本を、有名すぎて何となく
私は今まで読んだことがありませんでした。

今更だけど、本も読んでみようかな*



「ノルウェイの森」の他にも、

『ホッタラケの島』
北野武監督『アウトレイジ』、
中島哲也監督『告白』、
河瀬直美監督『玄牝 -げんぴん-』、
想田和弘監督『PEACE』、
エドモンド・ヨウ監督『EXHALATION』

も上映されました。

「告白」は本を読んでいたので是非観たかったのですが
行けずじまい。。残念。

「げんぴん」もちょっと観てみたかったな。



それにしても、観客のほとんどは外国人だったので、

「え?そこ笑うとこ??」ってところで笑いが起きたりして
プチ異文化体験も。笑 面白かったです。ぷぷ