タイトルのような番組、

最近やたら多いですよね。

ある音楽番組では、そのテーマに応じて年代別にランキング形式とかでやってますね。

私にとっては80年、90年代の流行歌は

学生時代や若さに満ち溢れた20代、結婚して子育てに無我夢中だった30代と、歌と共に当時の出来事がどんどん蘇ります。

あー、あの時こんなことしてたな?とかこんなことあったな?とか・・

大した人生ではなかったけど、それなりに色んな人生経験ができた私。

でもね・・懐かしさに浸って涙を流すようなノスタルジックな気持ちにはもうなれません。

息子は、私が生きて来た半分しか想い出がないままに一生を閉ざしてしまった。

人生で一番いい時だろう20.30代、私にさえあっのに息子には無い事が、申し訳なく、心苦しいのです。

20代、30代、40代と世の中で話題になるソングやドラマに、自分の思い出を重ねていく事ができなかった息子。

生涯の伴侶にも出会うことも、結婚も、父親になることも、家や車を持つことも、これから同世代の子は当たり前にできるのに、息子はできなかった。

この違いは何?なんで息子なん?


今も日々おとずれる予期せぬハプニング。

何で?何でうちばっかり?

そんな風に思うの最低だよな?って

また自責の念。


メッセージ性の強い歌、人を思う切ない歌、

歌以外にも映画やドラマも・・

そういうのを観て聞いて、以前の私のように想い出を振り返りながら、切ないけどどこかキュンとくる、綺麗な涙を流したいものです。


お付き合いいただき、有難うございました。