ボート 電装修理 | むらっちのBASSNOW

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日々のくだらない事や釣行記やスノーな事でも....^^v

記録として残します

ちょっとマニアックかもあせる


改めて先週の釣りで燃えた電線




燃えた、これらの線はビルジポンプ3台、魚探1台の12V回路です。

もう1台のローランスも12Vですが

別回路から電源を貰っています。


ここで線が燃えるって事は、一般家庭や家電にも共通して

○電線の許容範囲を超えた電流が流れる

○ショート

○漏電

○端子等の接触不良

等が考えられます。

また当日の帰りにHATAさんからアドバイスを

聞いた、エレキやエンジンからの漏電(だっけ?)


それらの原因を追求して、直す為に今日はボートを

会社に持ち込みました!








まずはHATAさんからもアドバイスを貰った

ビルジポンプの漏水&ショートは問題ありません

また自分は12V回路の線を何本もバッテリーに

繋ぐのが面倒なので端子受けにして1本化にしてます


その端子台本体が+-でショートしてる可能性があるかも!

との事なので端子台を外して裏面を見ても大丈夫そうでした



でも端子台も新しいのに交換しました!


そして電流値はポンプを回さないと解らないので

またまたHATAさんのアドバイス通りに


端子台を付ける際にボート本体ではなく絶縁体を

介して付けた方が良いよ!との事だったので

コンパネをボート(浮力体)に一度取り付けてから

コンパネに端子台を取り付けました!

その後は+-のジャンパー線や各線の端子も新たに取り付けます




ここで初めてバッテリーに繋いでポンプを回します

幸い仕事がら直流(DC)電流を測れる電流計(クランプ)が

あるのでポンプ3台の電流を測ると


2.8Aでした!

実測時は空回りで負荷が無いので

実際の水があった場合でも、倍の電流値になるとしても

端子台に使っているIV2mm(黄色い線)の許容電流値は

交流電流で27Aなので、ポンプの電流値で

線が燃えたとは考えにくい状態でした。


ちなみにスイッチ回路の電源純正線は3.5スケアミリで許容電流37Aでした


また魚探の5700単体の電流値は


0.3Aでした!

なのでポンプを倍の電流値として

魚探とポンプ3台を同時に回しても約6Aなので

過電流で線が燃えたとは考えにくいです。



ここで、ふっと気が付いたのが

魚探のノイズを消すためにバッテリーのマイナスを

ボートに結びボディーアースを取っています。

このアース線の途中の所でアルミが融けてる場所がありました!




その接触してた場所の線の裏側を見ると被服が剥けてます





そこで思ったのは、アルミの溶ける融点は660℃なので

この部分でショートして、熱が発生したのでは?

そして端子台の1番弱い線が燃えた!んじゃないかと思った。



先週の釣行時は雨が降って、ボートにも水が溜まり

フロント魚探の+電源の途中にヒューズを設けてあるので

そのヒューズが水没すれば、+電源が水を伝わって

ボディーアースの-電源とショートしてた可能性が高く

恐らくボディーアースの被服が剥けが原因だと解りました!



本当はボディーアースを取らなくても大丈夫だと思うけど

いちよIV線から2重絶縁の線にやり直して



各圧着部分は水没しないようにして

完了です。



まだ実際に浮かべて使ってないから

確実に直ったかは解らないけど、次の釣行時に

確認しようと思います!





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