現代思想の根本を構成する(と言われる)概念として,「構造主義」があります。
レヴィ=ストロースという美味しそうなお名前,一度は耳にしたことのあるひとも多いんじゃあないでしょうか。
構造主義とは,観察可能な個別事象の裏には見えない構造が存在していて,それを追求しようとする姿勢,みたいなもの,らしいです。そして,その「構造」は事象の複数比較によりはじめてあぶり出されてくる,っていうことですね。
うーん,わかったようなわからんような。
高校生の時に読んだ(課題図書として夏休みくらいに読まされた)「寝ながら学べる構造主義」
がやたらわかりやすかったのを覚えてますが,何が分かりやすかったのか,そして構造主義って何だったのか綺麗さっぱり忘れておりました。
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寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))
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いつの間にか世間では「ポスト構造主義」とか言われて久しいですし,ここはもう一度現代思想をかるーく勉強してみようと手に取ったのは,こちら。
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はじめての構造主義 (講談社現代新書)
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本書は,構造主義の提唱者(確立者?)であるレヴィ=ストロースに焦点を当てて,彼がこのような考え方に至った時代的背景,そして彼自身の思想的背景から解説しております。
レヴィ=ストロースのいう構造主義は,言語学・数学ら多大な影響を受けているみたいで,言語学の簡単な説明から丁寧にしてくれております。
入門書ということもあって,文章も口語体で読みやすかったです。
ただ,レヴィ=ストロースの思想に影響を与えたであろう諸学問や事象,はては神話学についても「浅く,広く」解説されておりますが,教養のない自分にはなかなかに消化不良でもありました。。。勉強します。
ともあれ,一読してみたら,「表層化している事象の裏にある共通の「構造」は,複数事象の比較を行って初めて浮かび上がってくる」ということはなんとなく理解できましたので,実践してみたいと思います。
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