企業が採用する基準は、「求める人物」に合っているかです。
そのためには、それに合っていることを書類で示すことですが、なかななそうでないことが書類での不採用に結び付いています。
就職希望者は、そのあたりをわかっていると思いますが、それが伝わる内容になっていない、ということだと思います。
書類は、自分だけでOKとせず、他人に見てもらうこともやってみるといいです。
面接のために、想定問答を作成すると思います。
多くの人が作って満足してしまうようです。
作ったことで少しは頭に残りますが、時間が経過するにつれて忘れてくると思います。
大事なことは、作った後の活用です。
作ったものは自分の台本です。
ということは、暗記するくらい覚えてほしいのです。
一字一句まで覚える必要はありません。
作成した内容の9割くらいが話せるくらいの覚え方でいいです。
面接となると、回答に大部分の時間をかけると思います。
それは当然です。
ただ、面接は「人物評価」だということを忘れてはいけません。
人物評価ということは、入室から退出までのすべてが対象になります。
特に入室は、第一印象に関わる大事なところです。
第一印象ということは、この印象が「その人」ととらえられてしまう、ということです。
是非入室マナーにも力を入れましょう。
採用面接の中に、オンラインでのグループディスカッションが時々あります。
対面ではないだけにやり方をつかんでおかないとうまくいかないことがあると思います。
とはいえ、みんなが同じ土俵で行うわけですからやらざるを得ないですが、ネット上にもやり方などが載っています。
是非参考にしてオンラインのグループディスカッションを乗り越えましょう。
新卒者の就活と転職者の就活は、まったく異なります。
初めて転職をされる方は、同じ感覚で活動されるようですが、それで内定の獲得は難しいと思います。
そのあたりをしっかりと確認したうえで、就活準備をすることが内定獲得につながります。