期待値 μ であるような可積分独立同時分布確率変数列 X1X2, ... の算術平均

 [X_n] = \frac{X_1 + X_2 + \cdots + X_n}{n}

のとる値は、十分大きな n まで考えれば、ほとんどの n でおおよそ μ である([Xn] が μ から大きく外れるような n の現れる確率は n を無限に大きくすると 0 に近づく):

\lim_{n\to\infty}[X_n] = \mu \quad \mbox{in probability.}

これを大数の弱法則という。また同じ条件下で、n → ∞ とするとき、[Xn] は μ にほとんど確実に(almost surely, 確率 1 で)収束する:

\lim_{n\to\infty}[X_n] = \mu \quad \mbox{a.s.}

これを大数の法則という。


チンプンカンプンですニコニコ