2024 7/4


7/1に撮ったCT画像の結果と化学治療の日。

血液検査の結果はCA19-9が31まで下がった。

基準値が37なので、数字だけ見れば普通の人。

ただただ嬉しかった。


そして楽しみにしていた画像検査の結果。

全体的に縮小。

へその部分にあったものは完全に見当たらなかった。

肺、肝臓に関しては見えるか見えないか、もしかしたらこれなのかな?って悩む程度まで縮小。

腹膜のガンはまだ見える程度にはあった。

それでも3分の1程度の大きさ。

原発の膵臓は4分の1程度まで縮小していた。


やはり目で見える結果を前にすると嬉しさも今まで以上だった。

母も元気に喜んでいた。



これほどの結果を見ても、奇跡を願うことには変わらないが、いづれ摘出まで持ち運んで経過観察となってくれれば最高に嬉しいし、それを願うばかり。



結果を姉2人にラインで伝えると、2番目の姉はやはりまだ抗がん剤治療に不安があるようでこの結果なら抗がん剤をやめてほしいと思っているようだ…。


以下、実際の私から姉への文章。

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ガン発生の原因が遺伝子の時点で、母さんの遺伝子丸ごと変えられる神様がいない限り、抗がん剤やめたら確実にまた飛び火するから辞めるっていう選択肢は個人的にはないかなぁ…つらいけど。


実際、ステージ4から摘出手術まで奇跡的に持ち運んだ人たちも摘出後も油断せずに抗がん剤治療継続するのがセオリー。


無理に手術に持ち込んで直接母さんの体力削る方が今の所不安だから先生が判断しない限り摘出の提案すら俺はしないつもり。


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あまり納得はしてくれないかもしれないが、姉2人とも私に感謝の言葉を言ってくれた。



とは言え、現存する旅系YouTuberの方で旅行中に膵臓がんステージ4にかかった方がいる。

この方は半年間ファルフィリノックスを投与して、原発のみまでに縮小。

主治医からは当初考えられないと言われた摘出手術まで持ち込み、さらに半年フォルフォックスを投与。

その後も再発の兆候がないため発覚後1年にして抗がん剤治療をやめて経過観察まで持ち込んでいる。

3ヶ月後のCT検査の結果でも、未だ再発なしとのこと。


母は見ていないようだが、私は彼らの動向を見ていて、目標としている。

抗がん剤の種類は違うが、彼らのようになってほしいと願うばかり。