裁ち鋏を研いでいて気付いた事を、お試しでやってみています。

何かと言うと握り部分の塗り直しをしています。




例え切れ味が改善してお返ししても、握り部分の塗りが部分的に剥がれ見た目の悪い状態だと扱いが雑になってしまう気がするんです。

今までも握り部分の塗装が剥がれあんまりな状態の鋏は塗り直してはいました。

でも、ただ缶スプレーで黒を吹いて終わり…だったから、また時間経過と共に同じになるよなぁとスッキリしない状態(*^^*)

このところの砥石の養生でやって来たカシュー塗りを活かせないか?と実験してみています。



塗装を剥がして、先ずは下地2号を塗り乾燥した所で出来るだけ滑らかになる様にペーパー掛け


形状が複雑だから角部分を強く擦らない様に気を付けます。

角(端)部分を強く擦ると折角塗った下地が剥がれてしまうんです。



で、お次にサフェーサーを塗って乾燥後にまたペーパー掛けをそっとやったら部分的に剥がれてしまったから、そこを塗り直して乾燥している所です。

因みにやっている鋏は前に手に入れた平三郎の裁ち鋏です。

堅牢でちょっとやそっとの扱いじゃ剥がれない頑丈な塗装を目指したいけど、果たして上手く行くかどうか…(*^^*)