愛らしき大人女性のみなさま
ごきげんよう。

水緒でございます。

 

 

それまで楽しく更新し
笑った/泣いた/役立った
そんなふうに言ってくれる人も現れ

大切に育ててきたブログでした。

ある日更新ができなくなって
2019年で10年...

そのきっかけはなんだったのか?


今日は第2話です。

 

第1話はこちらから

 

 

ここから具体的な話になってくるので

悦子口調だと語りづらいかもしれません。


ですので・・・
じぶんに戻ります。笑

 

 

悦子さんありがとう。
また助けを求めることがあるかもしれない。
その時はよろしく頼むよ悦子さん…。


 

*****************************

 


「会話がかみ合わない」
「ごまかされてる気がする」

「何かおかしい」
「思っていることがあれば言ってほしい」
と問いかける私に対して元夫の答えは

 

 

「いつか離婚したいと思ってる」
 

 

でした。


そして同時に
「あなたはあなたのままでいい」
「別に人として嫌いではない」
「むしろ尊敬している」とも言うのです。

 


その日、その瞬間まで
ニコニコといつも通り談笑し

わたしの作ったごはんを食べ

わたしの洗濯した服を着て

息子をたいそうかわいがり

「いってきまーす」と職場に出かける夫。

 


わけがわからない。

「離婚したい」という言葉だけが
他から浮いているじゃないか。

 

 

私にとってそれは
寝耳に水でしかありませんでした。


寝耳だし寝鼻だし寝目です。
一気に水をぶっかけられた気持ちです。
とにかく驚いたし息が止まるようでした。

 

だって。

人って、

本気で離婚を切り出す場面ならば

もっともっとシリアスで切迫した雰囲気になるのではないか。

 

 

普通は暴力・浮気・お金・ネグレクトなど
そういった問題が起きておさまらないだとか
同じ空間にいたり顔を見るのもつらくなって

離婚を決意するのではないか?

 

 

というか、いきなり「離婚したい」ではなく
もっと早い段階で「これが嫌だ」「困る」など
話し合うものではないか?


そんなことが自分の人生に起こるなんて

まったく思っていなかったわたしは
超・高速で考えました。


今、何が起こっている???
 

 

わが家はむしろ仲のいい夫婦でした。
自宅を購入するために貯金もしている。
 

 

冗談でもなんでもなく

たぬきに化かされてるのかな?
と思いました。



皆さんならどうします?


何の心当たりもなくとつぜん
「離婚したいんだ.。」と言われたならば。


「どうされました?」
「正気ですか?」と
まず確認したくなると思うんです。
私もそうでした。


だから尋ねたのです。

 


「ちょっと本当に驚いているし

意味がよくわからないんだけど、

あなたは本当にそうしたいの?」


すると夫は答えました。



「冗談じゃないよ。

今日明日の話ではないけど、

いつか本当に離婚したいと思っている。」

 

 

とても悲しいことに

それをわたしに言う瞬間の夫の目の奥に

ひとすじの本気の光

みたいなものが見えました。

 

 

この人は本気だ。
それが見えてしまった。

 

 

その瞬間
わたしの視界にうつる世界は反転しました。

 

 

空と地面がさかさまの無重力になって

世界の色の白と黒が逆になりました。
体中の関節という関節が
カチカチと音をたてて震えるようでした。


そう。
夫は間違いなく本気でした。
 

 

そしてこの日から

実に3年3ヶ月の時間を要し、私たちは離婚をします。
お金も浮気も暴力もネグレクトも
そういった問題は一切なきままに。

 

 

ブログ閉鎖は離婚を見据えた
夫からの提案でもありましたが

それ以上にわたしが耐えられなかったのです。

 

 

それまでの楽しい日々が
まるでなにか嘘だったかのような気がして
見ることがつらくなってしまったのでした。


 


 

 


つづく・・・

 

 

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