2020(令和2)年2月7日(金)
15:00を少し回っています
蛭子神社では祭典も行われています
地元の幼稚園児でしょうか
七福神の登場を待ちわびています
七福神の登場です 15:40分
一番手は大きな袋を背負った太鼓腹の布袋さんですね
サービス精神旺盛で子供たちも大喜び
布袋さんは中国・唐の時代に実在した禅僧で
そのおおらかな風貌と大きな袋から財を出し与えてくれる
弥勒菩薩の化身とも言われています
次いで紅一点の音楽、弁才、在福、知恵、徳のある弁財天さん
長寿と福禄をもたらす福禄寿さん
白髭老人とも言われる寿老人(じゅろうじん)さんと続きます
七福神全員が揃ったようです
七福神の舞奉納が始まります
舞うのは地元の若い有志で作るえびす会のメンバーです
皆さんカメラの準備はいいですか
戦の神様、毘沙門天さんも
食物、在福を司る大黒天さんも
そして漁業の神様、今は商売繁盛、五穀豊穣をもたらす神様
恵比寿さんも舞っています
皆さん動きが軽やかですね
名張の蛭子神社は
島根県松江市の美保神社の分家で
事代主神(ことしろぬしのかみ)をおまつりしているので
関西のえびす神とは、また違います
蛭子神社の八日戎は約350年続くとされ
名張に春を呼ぶ祭りとして親しまれています
縁起物などを求め
二日間で3万人の参拝客で賑わいます
奉納の舞が終わりました 16:05分
ふれあいタイムです
このあと七福神は町内を練り歩きます
この祭りは、昔からハマグリ祭りとも言われ
神社周辺の道路には、ハマグリを売るお店が立ち並びます
これはその昔、名張の山の幸(植木)と
伊勢湾の海の幸の交換市が立った名残と言われており
八の付く日の市が最も賑わったとも…
あるいは毎月決められた八日間、市が開かれたからとも伝わっています
この日の名張のすべての家庭の食卓には
はまぐりが並ぶと言われています
寒風の中にも春を呼ぶ名張の町の風物詩です
宵宮の日の7日には13時ころより千人鍋がふるまわれます
千人鍋とは、ハマグリ入り粕汁で先着600食です
七福神さんも退却です
私たちも帰路につきます 16:30分