伊勢街道・市場庄

 

2019(令和元)年11月9日(土)

 

伊勢(参宮)街道は四日市々日永の追分で東海道から分離南下し伊勢に至る街道で

 

追分、白子、津、六軒、松阪、斎宮、伊勢へと続き

 

その距離およそ18里(72km)の道のりです

 

伊勢に行きたい伊勢路が見たい、たとえ一生に一度でも

 

…と伊勢音頭にも歌われ多くの人々が憧れた伊勢参りの街道です

 

今日は伊勢街道の六軒から久米の街並みを歩きます

 

道標です

 

 

車をパチンコ店裏の空き地にとめたため

 

市場庄から六軒に向けて〇スタートします

 

 

11:50分

 

 

近鉄のガード下です

 

 

市場庄には格子戸の家並が多く見られます

 

街道を北(六軒)に向かって歩くと

 

左側に南出という屋号が掲げられた家があります

 

 

少し北上し、米屋さん手前の脇道を覗くと立派な蔵も見えます

 

 

街道右側にランプ屋という屋号の家

 

 

左側に中屋さんという屋号の家

 

 

街道右側に市場庄公会堂が見えてきました  12:05分

 

 

大正7年(1918)に建てられ

 

昭和30年(1955)まで37年間、米ノ庄村役場として使われていました

 

 

進みます

 

 

この先の脇道を東に入り少し進むと

 

平安朝斎王群行に随行した官女・甲斐が

 

遠く離れた都を想い出し涙ながらに詠んだ歌碑と井戸があります

 

 

忘れ井

 

 

市場庄は参宮街道以前にも斎王群行の街道でもあったのでした

 

 

街道に戻ります  今までの足取りです

 

市場庄は南北に約1,300mほど続いています

 

 

市場庄は農業が主でしたが

 

街道の繁栄と共に、宿屋や遊技場、土産物店が軒を連ねていきました

 

 

街道に戻ります  清遠堂さん

 

 

妻入り格子戸の家が続きます

 

 

左前方に郵便ポストが見えてきました

 

 

景観を重視した丸形ポストです 12:20分

 

 

西方向には近鉄名古屋線と白米城が見えます

 

 

振り返ります  左は米銀さん跡の建物です

 

 

左、天満屋さん  右、藤音さん

 

 

藤音さん  12:23分

 

 

これから六軒に入ります