2019(平成31)年2月10日(日)

松阪市美濃田(みのだ)地区の菜の花まつりに出かけました

この菜の花は帰りがけに頂いたものです

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美濃田の大仏様で知られる美濃田は

先日、狼煙をあげた白米城の近くの集落です

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美濃田の大仏は

松阪市内の小学校の遠足先によく選ばれました

菜の花と前方の山が白米城です

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ビニールハウス内が菜の花まつり会場です

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この時期の寒さや風をしのぐにはもってこいです   11:30分

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ハウス内には既に多くの方が見えていました

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入って記名をすると

お好きなものを自由に食べてくださいとのこと

つきたてのお餅

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山菜おこわ   唐揚げ

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甘酒、お茶、コーヒー、ジュース

さらにお酒、焼酎、ビールも

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今日のプログラムです

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子供たちによる餅つきも始まっています

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思い思いに食をいただきます

演奏会まで多少の時間があります

菜の花会場のすぐそばに美濃田の大仏さまが居ます

こんもりした森の中です

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この林の中には敏太(みぬだ)神社、美濃田大仏、真楽(しんらく)寺が在ります

これは裏参道でしょうね    12:00

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鳥居からまっすぐに進むと大仏殿(安養殿)に出ます

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大仏様はこの中にお在します

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元々、美濃田の大仏は鎌倉時代に作られた木製の大仏で

真楽寺の塔頭であった長楽寺に在りました

しかし永禄12年(1569)

織田信長による伊勢(北畠大河内城の戦い)侵攻の

兵火により焼失してしまいました

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その後、真楽寺3世静室素住と地元の中川清左衛門等々の

尽力により13年をかけ大仏が再生されました

現在の大仏は江戸時代(元文2年=1737年)のものです

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紀州粉河在の鋳物師、蜂谷平右衛門の作といわれています

高さ3m  銅製の阿弥陀如来坐像です

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明治元年(1868)に神仏分離令が発布され

敏太神社と真楽寺は道路をつくり隔てられ、塔頭の長楽寺は廃寺となり

大仏は真楽寺に移されました

しかし明治9年、美濃田の有志が台座を造り現在の地に移しました

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敏太(みぬだ)神社の表門鳥居

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参道です

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右側に大仏殿が見えます

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まっすぐ進むと敏太(みぬだ)神社です

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八幡宮と書かれた扁額

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式内郷社敏太神社の本殿

創始は不明ですが江戸時代は敏太(みぬだ)八幡宮と称していました

伊勢国司北畠氏、豊臣秀吉、蒲生氏郷、紀州徳川頼宣等々にも篤く崇敬されていました

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神社の北側に道を隔てて真楽寺があります

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縁起によれば草創は桓武天皇(在位781~801)の勅願により

伝教大師が自ら薬師尊像を刻みこれを安置したとあります

以来、朝廷の助力もあり寺運は栄へ

文明年間(1469~87)には多気国司、北畠政具が寺領を寄進、祈願所と定め

近在村民の信仰も盛んでした

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しかし永禄12年(1569)の織田信長による

大河内城攻めの際、堂宇は灰燼に帰してしまい

奇跡的にも本尊は難をのがれました

しかし寺運は衰退のやむなきに至ります

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江戸時代に入り、正保元年(1644)僧真覚が再建

宝永7年(1710)陶蛍素範が中興開山されます

この時は真言律宗でしたが現在は真言宗御室派に属しています

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真楽寺は三重の四国88か所第82番札所になっています

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境内に生命力のある木が… 山茶花か?

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菜の花会場に戻ります

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白米城も間近です

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ズームで

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12:25分  ちょうど伊勢ウィンドアンサンブルの

演奏が始まるところでした

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伊勢市を拠点に

各地域や職場、施設を訪問し音楽の喜びを伝えることを旨とした楽団で

結成10年を迎えます

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曲目です

1、上を向いて歩こうin Swing

2、アパラチアン序曲

3、ケルト民謡による組曲より  第2章 「 Air 」

4、 U.S.A

5、兄弟船

6、津軽海峡冬景色

7、いつでも夢を

8、ふるさと

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お祭りを盛り上げてくれました

さらに楽器の紹介

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素人にも優しく解説されます

アンコールにも応えこてもらいました

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外では子供たちが旗とりに興じています

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さらに14:00からはお楽しみ抽選会

盛りだくさんの菜の花祭りでした

12日付の夕刊三重の記事です

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追加

この月の17日(日)に白米城に上り

帰りに美濃田の大仏様の近くにあったうどん屋さんに寄りました

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その名も  うどん美ノ田

麺は三重県産の小麦粉あやひかり100%

なめらかさともちもち感が売りです

出汁は昆布、煮干し、宗田節の三種類

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私は豪華に大仏うどん  1000円

和牛肉、牛筋、落とし玉子、揚げ、あられと盛りだくさんの具です

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家内は玉子とじうどん    550円

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カレーうどん(850円)が、人気商品とのことでした