2018(平成30)年11月27日(火)

横瀧さんから山道を避け出直しても

15分ほどで岩内瑞巌寺に到着です  16:30分

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寺名は妙法山瑞巌寺(みょうほうざんずいがんじ)といい

開基は空海=弘法大師(平安初期の名僧真言宗の開祖)と言われ

真言宗の古刹でした

しかし度重なる戦火や自然災害に遭い

寺は荒廃し廃寺に等しい状態が続いていました


江戸時代に入り寛政年間(1789年~81年)に

知恩院の門超上人によって再興され浄土宗知恩院派に改宗されています

徳川第11代将軍家斉の頃です

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境内にある瑞巌寺庭園は

文化9年(1812年)から奇岩泉石を配し15年の歳月をかけ完成しました

昭和12年(1937年)10月

三重県は瑞巌寺庭園を三重県指定名勝にしています

前の石門を潜り庭園に入ります

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せっかくの名勝庭園ですが

約30年程前からこの瑞巌寺は無住職となり

(従前から無檀家の寺でした)今もまた廃寺寸前となっています

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かっては市内の小学生の遠足や

市民の憩いの場として春、秋の行楽シーズンは賑わっていました

再び当時の賑わいを取り戻したいと

近年、地元の方々が瑞巌寺庭園保存会を作り庭園の管理保存をされています

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前の池は鏡池と言われ

寛政8年(1796)灌漑用ため池としてもできるように造られました

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これも石の門ですね

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石はふんだんに使われています

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弁財天です

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お地蔵さまもいたるところで見られます

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アップしました

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本堂方面に向かいます

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108のお地蔵さまが刻まれています

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道路に沿って観音川が流れています

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太鼓橋の石の先が瑞巌寺本堂です

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紅葉もよさそうです

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整地された先に本堂が見えます

おそらくこの整地された跡地は、名物のしそ飯を供した

店の建物跡でしょう

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立札が見えます

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昨年9月放映されたのでしょうか

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妙法山とあります

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御本尊は堂内にありません

御本尊は空海が彫ったと言われる十一面観世音菩薩で

堂の裏側の岩肌に掘られたお顔だけの石仏です

堂内の丸い窓から拝めるらしいです

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本堂から少し上流に向かいます

人気も無くうっそうとしています

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潜ってきた石のトンネルです

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特異な造りです

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まだまだ先に行けそうですがここらで断念

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日も暮れかかってきましたが

三重の塔に向かいます

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ここにも石橋がありました

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江戸時代末期に再建された三重の塔で中には

虚空蔵菩薩が安置されています

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思いもかけぬ紅葉にも

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夕闇も迫っています   16:55分

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家路に着きます