2018(平成30)年4月27日(金)
金剛燈寺奥の院に向かいます 16:00時
この地方では江戸期以降、宗派を問わず葬儀の後、朝熊山にのぼり
金剛燈寺奥の院に塔婆を立て供養する
岳参り(たけまいり)という習わしがあります
極楽門が見えてきました
案内の立て看板です
極楽門前の一番地から踏み入れましょう
おびただしい塔婆の数です
極楽門を潜ったものは仏のご慈悲により
極楽浄土へ往生せしむるという悲願をこめて建てられた門です
昭和51年建立です
墓があります
油屋というと伊勢古市の伊勢音頭恋寝刃の油屋お紺を
思い浮かべますが関係無さそうです
戦争の悲惨さを嘆いた墓も
詩人竹内浩三の誌碑です
ここから奥の院までの参道に塔婆が立っています
二番地
三番地
高野山の奥の院を彷彿させます
四番地辺り
もう30数年目に訪れた時はもっとうっそうとしていたもので
霊気を感じたものですが
道もコンクリート敷きになり何より明かりが多いですね
五番地から六番地辺りです
向かって左側に九鬼嘉隆公の五輪塔が
関ヶ原で敗走し答志島で自刃した戦国大名です
その近くに真珠王の御木本幸吉の墓が続きます
まだ新しい塔婆です
伊勢神宮遷宮再興の祖 慶光院の墓
七番地
武州白川壮の城主、小川頼重公の五輪塔
頼重公の奥方は伊勢北畠多気御所の息女です
七番地から八番地にかけ石橋があります
奥の院が見えてきました
極楽門から10分弱で奥の院です
塔婆が並んでいます
いいお値段です
富士山も見れるとか
退散しましょう
極楽門が見えてきました
塔婆制作中の小屋ですね
前方は本堂です
左折して開山堂
前の庭園の緑 いいですね
雨宝堂と連珠橋です
葵の御紋(徳川家)が目につきます
16:25分です
金剛燈寺を後にします
伊勢へ参らば朝熊を駆けよ朝熊駆けねば片参り
続きます