2017(平成29)年6月9日(金) 晴れ

今年の4月22日(土)から6月11日(日)まで

豊田市美術館で

東山魁夷(かいい)唐招提寺御影堂障壁画展がありました

閉幕の押し迫った最後の週に訪ねてみました

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豊田市に出向くには車(130km2時間)か列車ですが

今日は近鉄利用です

名古屋まで急行で1260円、約1時間10分ほど

名古屋から地下鉄経由名鉄で

途中、地下鉄伏見駅(東山線)で鶴舞線に乗り換え

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豊田市駅まで760円、約45分です

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名鉄豊田市駅

豊田市はトヨタ自動車が本拠を置く企業城下町で

人口42万人、名古屋市に次ぐ愛知県下第二の都市です

昭和34年(1959)1月

拳母市(ころもし)から豊田市に名称変更されました

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中京圏を代表する百貨店松坂屋豊田店です

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綺麗な地上公園です

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この下に車が走っています

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豊田美術館の標識も出ています   1kmほどです

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至れり尽くせりの標識で100mごとに見られます

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この坂道の上が美術館です

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どうやら裏門からの入場です  12:15分

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初めての豊田市美術館です  正面に廻ってみましょう

平成7年(1995)かって拳母城(七洲城)のあった高台の一角に

建築家、谷口吉生氏の設計で建設されました

美術館建物は地形に合わせ1、2階とも地面に接しています

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まず、美術館内を見て回りましょう

二階にある大きな人工池

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巨大な立方体の鏡の小屋

ダニエル、ビュレン作の 『色の浮遊、3つの破裂した小屋』 2003年作

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二階から地続きの庭園に出られます

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ラクウショウの緑一杯の庭園です

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豊田市美術館の庭はランドスケープデザイナーの

ピーター、ウォーカーのデザインによるもので

二段式の庭園となってい

上段の池の底と庭園には帯模様が

下段の庭園の芝生と砂利には市松模様が配されています

ヘンリー、ムア(1898~1986)

座る女:細い首  ブロンズ像

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池越しに見る美術館

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美術館に隣接する拳母城も覗いてみましょう

拳母城(ころもじょう)は通称、七州城(しちしゅうじょう)とも言われます

豊田市の中心部からほど近い65mの小高い丘に立地し

三河、尾張、美濃、信濃、伊賀、伊勢、近江の

七つの国が見えたことから七州城と呼ばれました

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この城の前身は鎌倉時代(1390年)に遡り

戦国の世には今川、織田に攻略され

江戸時代初期、関ヶ原合戦のあと

先祖ゆかりの地に三宅康貞が1万石で入府

その後、拳母藩は幕府直轄領となり

1749年、上野安中藩より内藤氏が拳母藩2万石へ領地替え

初代政苗は佐久良(桜)城を大改修するも

矢作川の氾濫により

2代藩主、内藤学文が新城をこの小高い童子山に1785年に築城しました

以降内藤氏は明治維新まで至ります

昭和53年復元の隅櫓です

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明治以降は学校敷地に利用されていましたが

現在は豊田市美術館の敷地と城跡公園として整備されています

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双日亭

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12時40分です

美術館に戻ります